インディアナポリス研究会コルツ部

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C.Johnson
頼りにならない。
 本当はコイツについては書く予定は無かったのであるが、最近暇つぶしに観ている昨シーズンの試合での出来があまりにも酷いので、敢えて書く。

 とにかく抜かれまくり。ひどいひどいとは思っていたが、改めて見るとほんとに酷い。右に入ろうが左に入ろうが、兎に角パスプロは無力。ガンガン抜かれる。まったく足がついていかない。近代OTに必須のクイックネスやアジリティーはゼロである。マニングの左ひざの手術の遠因ははっきりコイツである。ノースカット(JAX)の落球か、チャーリーのパスプロか、っちゅうくらいである。

 ユーゴなりディームなりが抜けると、いきなりパスプロは崩壊である。まだタウトゥーゼの方が、ことパスプロに関する限り、マシだと思うのであるが何故使わないのだろう。ランブロックを重視するようなスキームでもあるまいし。
 パスシュチエーションの時はJ・アダイをLTに入れたいぐらいである。

 OTは厳しいんじゃないかな〜。ガード転向か。でも取って代わるようなOTもいないんだよなあ〜。ユーゴ、ディーム、怪我しないでくれえ〜。

 高校、大学では主にTEだったみたい。J・ピータース(BUF)のようにはいかないか、やっぱし。

 フルネームは Charlie Johnson 。

                                                 2008/7/31

 戦評から貼り付け。イライラさせられどうしなので。

 そうしてチャーリー・ジョンソン。またこいつか。もうおまえについては何も言うまいと思っていたが、くう〜〜〜〜、我慢できん。 スカスカスカスカスカスカ抜かれおって。先にインサイド陣を褒めたけれども、お前は例外。
 なんで使われているのか、サッパリ分からん。ムードの娘と付き合っているからか(もち未確認情報。)。親戚か、親戚か、親戚か、親戚だからスターターなのか。
 つーか、名前が悪いと思う。チャーリーなんていうのは、訳の分からん犬連れて町をプラプラプラプラしているような人間の名前なんだよ。フットボール、それもOLをやる人間の名前ではない。デズモンドとかに変えたらどうだ。グレゴリーとか。

                                               2008/9/22

 ’11オフシーズンにどさくさに紛れてという訳でもないが、ミネソタに移籍。例年だと、この辺の3,4年目あたりのプレイヤーはRFA扱いになるので、FA移籍は少ないのであるが、今季はここ数年のCBA争議のあおりを受ける形で、純然たるUFAになってしまい、コルツのみならず、各チームとも、意外とまではいかないが、例年通りならば引き止められたプレイヤーの移籍が相次いでいる。コルツにおけるその事例が、このチャーリー・ジョンソンである。

 とまあ、こんな書き方をすると、私がチャーリーの移籍を惜しんでいるような空気になるが、そんな気持ちは全然無い。まあ一応、ここ4年近く、コルツのLTを主に務めてきたプレイヤーであるが、上に記事にもあるとおり、基本的にその能力を私は全然認めていない。ランブロック然り、パスプロテクト然り、である。

 更に今年のドラフトでも1巡2巡を使ってOTとOGを指名しているので、デプス的にも全然問題ない。むしろディームも付けたいぐらいである。同じOLという意味では、昨年のリリージャ離脱よりは全然ショックでない。つーか、全くショックは無い。

 とはいうものの、ここ数年、コルツのLTとして、実力はともかく、マニングのブラインドサイドを守ってきた男なので、そういった意味では、一抹の寂しさもなくは無い。ちょっち親しみも感じてきたし。
 例えるならば、別れても痛くも何ともない女から別れを切り出され、同意したが、あと2,3回オッパイいじりたかったなあ、みたいな気持ちである。って、どんな気持ちだ。

 この感じは、私のみならず、多くのコルツファンも同様だと思う。

 で、女を奪われた形のミネソタに、一応、縁起物として、二言三言恨み節を述べておくと、「やっぱ、LTは厳しいと思うよ。」である。
 昨季までLTを務めていたマッキニーを解雇しているので、LTとして起用する心積もりなのだろうが、LTは厳しいんじゃないかなあ、ランブロックもパスプロも。コルツのLTとしては、それなりの数字を残しているが、それはあくまでマニング&アダイの力で、チャーリーのものではないものなあ。それと同じ事が、マクナブやピーターソンに出来るとはとても思えない。まあ、ハッチンソンの足を引っ張らないよう、一コルツファンとしては、願うばかりである。

                                                 2011/8/9
J.Thomas
目がイっちゃってます。
  フリーニー様だと思ったでしょ。意表をついてジョシュ・トーマスです。

 ランストップ能力を買われて、っつてもあくまでフリーニーやマシスに比べて相対的にランストップ能力があるというだけで、実際のところ彼に本当に絶対的にランストップ能力があるかは誰も知らない、未知数である。昨季のオフ(’08)、FAになったもののどこからも声が掛からず(人気の元コルツであるにもかかわらず、)、結局1年契約でコルツ残留と相成ったところから考えても、彼の真の能力は業界関係者の間でも未知数なのであろう。

 とはいうもののコルツ的にはランストップ能力の高いDEということになっているので、そういうシチュエーションでは結構顔を出す。画面を賑わす。背のひょろ高い白人ということでコルツファンには結構なじみの深い選手であるかもしれない。もっともだからといって、ガツンとランを止めているシーン、カッコいいシーン、活躍しているシーン、ハイライトシーンがあるかというとそうでもない。タックルミスをしない分だけジョルダーノよりマシといった程度だろう。

 最近、似たようなキャラにジェフ・チャールストンというのが出てきたが、これはもう完全にカブっている。後継者と考えられているらしい。頑張れ、ジョシュ・トーマス。よく分からんが。しかもこのジェフ・チャールストン、いつのまにかサラッと我が愛しのクレッコーの90番をつけてやがんだよなあ〜。さわやかな笑顔で。

 で、今回ジョシュ・トーマスの画像を集めようと思ってヤフーやグーグルで検索してみたのだが、これがまた全然出てこない、一般人のジョシュ・トーマスさんがでてきやがる。FA移籍できなかったのは、もしかして実力的なものではなく、単に無名だからか。もっと有名になれ、ジョシュ・トーマス。

 というわけでホントはもっと目つきの悪い画像を見つけたかったのだけど、中途半端になっちゃいました。このひとの佇まい、なんかヤクザっぽいと感じているのは私だけでしょうか。

 ちなみにコルツお得意のシラキュースです。最近数がちょっと減ったけど。

 フルネームはJoshua Lloyd Thomas。ジョシュア・ロイド・トーマス、ちょっとかっこいい。NY出身。

                                          2007/7/8

 ’11の濃縮オフシーズンに合わせて、この私のへっぽこ選手紹介欄もいろいろ移籍が忙しいのであるが、そんな’11濃縮オフシーズンとは全然関係なく、’09シーズンの12月にコルツを解雇され、それっきり私もすっかり忘れていて、アクティブの項に置きっ放しにしていた。いい機会という訳でもないが、ついでにEXコルツの項に移籍させてみた。

 実力的には、上にも書いてあるとおり、可もなく不可もなくの代表みたいなプレイヤーである。つーか、あった。瑕にもならぬが武器にもならぬという典型である。つーか、あった。無難にローテーションをこなしていたという印象しかない。

 元コルツというブランドがあるにも拘らず、’09以降はどのチームとも契約していないようなので、NFL的にも、実力は見切られていたのだろう。

 上にも書いてあるとおり、コルツファンには御馴染みのシラキュース枠入団の選手でもある。

 今何やってんだか、少し気になる。ほんの少しだけど。

                                              2011/8/9
K.Hayden
うわっほ。
 3年目の昨季、J・デイビットとN・ハーパーの退団を受け、繰り上がり当選的に無事スターター昇格した’05ドラフト2位男ケルビン・ヘイデン(ハイデン?)である。

 とまあ、軽くコピペから始めてみたが、良くも悪くも上のM・ジャクソンと似たような経歴を持つ男、それがケルビン・ヘイデンである。’05ドラフトの1位が上のM・ジャクソン、2位がこのK・ヘイデンであり、このドラ1ドラ2コンビが揃って’06シーズンのプレイオフで活躍、そうしてそのまま揃って’07シーズンにスターター獲得、揃って無難な活躍をみせた。

 両者の比較をすると、ほとんど同じようなプレイヤーであるが、こちらのヘイデンの方が上記のジャクソンに比べ動きがシャープなようである。パワーもやや上と見た。両者共にそろそろ契約が切れる頃であるが、私個人の意見としては残すならこちらのケルビン・ヘイデンの方である。
 もちろん現実的には両者共にリリース、後釜にはD・ヒューズとT・ジェニングスがダンジー得意の繰り上がり当選的に据えられるということになろう。私は個人的にはアラバマステイト出身のマイケル・コーを推すが。 ってコルツのCBは日直か。当番制か。アメリカは競争社会じゃないんかい。インディアナ州は独立してるのか。

 すいません、取り乱しました、つい。まっ、アメリカ社会の基本理念はともかく、彼K・ヘイデンのこの3年間のキャリアに於ける最大のハイライトは申す迄もなく、第41回スーパーボウルに於けるインターセプトリターンタッチダウンであろう。彼はこのプレイでその名を全国区にし、子供の頃好きだった、そうして今でも好きであろうシカゴベアーズの敗北を決定づけたのであった。再来年あたり、まじでシカゴの左CBやってそうだな。いやまじで。さしづめ、M・ジャクソンはテネシーのセイフティーか。

 このINTリターンTDが彼の生涯のハイライトとならぬよう精進を続けてもらいたいものである。

 フルネームはKelvin Darnell Hayden, Jr。あらためて見てみるとなかなかの男前である。

 BS見れなくなっちゃった。アンテナのコネクタが錆びてるみたい。NBAファイナルのこの時期に、まったく。

                                                2008/6/8

 2011年オフ、カットされちゃいました。ケガ持ち&アラサー&そこそこのキャップヒット&スキーム違いとカットされる条件がほとんど揃っているので(無いのは私生活の乱れくらい)、カットされかなぁ〜と思ってはいたのであるが、やっぱりカットされちゃいました。

 上に挙げた四つの理由のうち、一番大きかったのはスキーム違いだったと思う。次はキャップヒットか。

 ヘイデンは、カバー2前提の典型的なゾーン向きCBであるために、今のコルツのように、CBは原則マンツーマンのスキームだと、なかなか使いづらい一面があった。確か、昨シーズンのNE戦でも、そこをベリチックに狙われて、敗因のひとつにもなっていたし。

 コルツでは古株の一人でもあるので、セイフティに転向させて残すのかなあとも思っていたが、今オフのサラリーキャップ復活の煽りも喰らって、キャップ対策的にもカットされちゃいました。無念。

 カバー2CBというのは、どうしても職場が限られるので、なかなか再就職は難しいかなと心配していた。シカゴかタンパあたりに拾われるかなあとも思っていたが、再就職先はなかなか決まらず、もしかしたらシーズン途中でコルツ復帰のパターンかと思い、アクティブの項にしばらく残しておこうと思っていた矢先の8月末にアトランタと契約、良がった良がった。

 ケルビン・ヘイデンといっても、はっきり言って、コルツファン以外には「誰それ、WHO。」みたいな選手だろうが、コルツファンにとっては、上記のスーパーボウルでのインターセプト・リターン・タッチダウンが印象的な忘れがたいプレイヤーの一人である。ラヒーム・ブロックのように、まさかのブレイクを願う。

                                                2011/9/4
L.Coyer
何故か、パイプ。
 今オフ、つうか今オフから来オフぐらいまでにかけて、コルツファンなら誰も知るとおり、チーム移行期にあるため、様々な人事が行われ、私もその紹介をせねばならぬのであるが、今オフは、ペイサーズが大活躍したり、長々としたコラムを書いたりで、こちらまで手が回らなかったのであるが、今回はその第一弾である。それが、まさかの前DCラリー・コイヤーである。

 というのも、このラリー・コイヤーこそコールドウェルの3年間を最も象徴する選手、つうかコーチのように思われるからだ。つう訳で、まずは、そのコイヤーが解任された時の記事を転載(手抜き)。

 「例によって例の如くで、話が横道にちょっと逸れてしまったが、とにかく、今季のコルツディフェンス陣の不甲斐無さの責任はDCのラリー・コイヤーにはない。今回の解雇は、もしかしたら、サラリー的な事情や、性格的な問題といった裏の事情があるのかもしれないし。また「他に良い働き口が出来たので、今のコルツよりはそちらを優先したい」的な事情もあるのかもしれぬ。とにかく、一コルツファンとして言っておきたいのは、純粋にフットボール的な事情で、コイヤーが解雇されたのでは無いという事である。そういった意味では、責任のなすり付けられ感ありあり、詰め腹切らされ感ありありの解雇だったと思う。

 こんな書き方をすると、私がDCとしてのコイヤーを買っているような感じになるが、それはない。優秀なDCではなかったかもしれないが、無能なDCでもなかった、といったぐらいである。ダンジーの最終年とコイヤーの3年間を比べれば、ダンジーの最終年のディフェンスの方がやや良かった印象もあるが、それは致し方ないであろう。
 というのも、ダンジーのやっていた純正カバー2、所謂タンパ2というディフェンス・スキームは、一見すると、非常にニュートラルなディフェンスのようにも思えるが、実際のところは、作るのにも壊すのにも手間のかかる非常に特殊な、といったら御幣があるかもしれないが、とにかく偏ったディフェンス・スキームであるからだ。
 まあ、プレイブック的には単純単調なディフェンスかもしれないが、それ故に調教するのに非常に時間が掛かるし、なにより人を集めるのに時間が掛かる。ほとんどのポジションでカバー2特化型プレイヤーを使わなければならないからだ。DLはパスラッシュ特化型、LBとCBはゾーンカバー特化型が必要になり、しかも、それぞれ数が少ない。Sは普通のタイプでよいだろう、というか、4人のパスラッシャーと7人のセイフティというのが、大雑把なカバー2のイメージである。実際、ダンジーがこのディフェンスを完成させるのに5年くらいは掛かっている。

 そして、同じ理由で、それを壊すのにも時間が掛かる。本気でカバー2をやめようとしたら、選手総入れ替えが必須になる。もちろん、そんな権限は、新参者で、DCとして特に派手な実績も無いコイヤーには皆無であるから、この3年間、彼がカバー2の周辺を右往左往したのは自然な結果であろう。それは彼の心の動きの象徴でもあったろうし、彼のコルツにおける地位の不安定の象徴でもあったろう。そういった意味では、今回の責任押し付けら的な解雇はある意味当然至極な結果とも云えなくも無い。一コルツファンとしては、「いろいろな意味で気の毒な事をした」というのがコイヤーに対する率直な気持ちである。

 これは、あくまで私の予想であるが、コイヤーの真にやりたかったディフェンスというのは、テネシーや、その直系であるデトロイトがやっているような、あまり特殊なスキームを用いず、選手個々が単純に一対一の能力を発揮して、オーソドックスにに守るという、謂わばクラシカルなスタイルのディフェンスだったと思う。そういった意味でも、ポスト・ダンジーというのは彼にとって不幸だったと思う。本当にお気の毒な人である。次の職場では、結果はともかく、自身の指向がはっきり具現化する仕事場を得て欲しいと、一コルツファンとして、切に願っている。

 こんな書き方をすると、コイヤーがコルツに何の功績も残せなかったみたいになるが、彼はひとつコルツに大きな功績を残しているので、それを最後に忘れず書き留めておきたい。それは、彼が、DTにNTタイプを二人並べる事によって、ダンジー時代の宿痾だったオフガードのランを完治したことである。これは、今季突如流行り、その弱点が露になったワイド9のひとつの処方箋でもある。まあ、こんなことは誰でも思いつくちゃあ思いつくけど、この考えを実行に移した事が、DC1年目のいきなり14連勝&スーパーボウル出場の要因のひとつになった事は確かなので、彼の功績として忘れず書き留めておきたい。さらば、コイヤー。去るんだか、来るんだか、どっちだ。」

 んな感じである。この文章で私のコイヤー観は全てといっても良いのであるが、一口で言ってしまえば、転載した記事にもあるとおり、カバー2に右往左往した3年間という事になるだろう。その彼が、このコルツ改変期に当たって、真っ先に首を切られたというのは、何とも象徴的に思うのである。

 Wikiでザッと調べたところ、今現在は無職みたい。で、そのWikiで知ったのではあるが、このひと、その経歴が物凄い。ちょっと簡単には数えられないくらい、カレッジやNFL、あるいはUSFLなど、様々なカテゴリーでコーチやコーディネーターをしている。コールドウェルなんかも同じ口なのだろうけど、アメリカにはこういう、謂わば流れのコーチつうのが沢山いるんだろうな〜。プレイブック一冊、サラシに巻いて〜といったところか。ちょっち憧れる。ちょっちだけれど。

                                                2012/7/10

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