2022年 9月 |
シーズン展望 | なんか色々書いてたら、開幕直前になってもうた。「俺オールプロ’21」もまだ書いてねーし(中身は半分出来てる)、「セイバーメトリクスへの罵倒」、いや違うわ、「2番最強論への罵倒」など、まだ書きたりない事が、いくつかあるのであるが、とりあえず、「シーズン展望」をば。 例によって例の如く、ポジションごとに。 【QB】 まあ、実績的に云えば、ウェンツよりライアンの方が上であろうから、戦力アップとは云えるだろうけど、微増程度ではあろう。 ライアンの項にも書いたが、ライアンは、キャリアを通して「レシーバー陣」に恵まれてきたので、このコルツ畢生の「ヘッポコレシーバー陣」にどこまで耐えられるかについては不安がある。おおいに不安がある。帰宅後、「あいつ、ゴンズじゃね〜〜〜。」と嫁に泣きつくマット君の姿が、くっきりはっきり私には見えている。ライアン家、おおいに憂う。 それが杞憂に終われば、それに越した事は無いし、昨今私を悩ませている「レシーバーが先か、QBが先か」問題にも一定の解答が与えられるであろう。少なくとも、一石は投ぜられるであろう。 また、史上最高のバックアップQBニック・フォールズが、ライク人脈あるいはイーグルス人脈で加入。ライアンにケガして貰って、フォールズ起用にもっていくという戦略も有りかもしれない。 エーリンガー君は、ロースター残れっかな。プレシーズンをチラチラ見た限りでは、ちょっと使ってみたい気も無くは無いので、PSに置くのは、ちと怖い。昨季、うかつに置いて、イーソン君をシアトルにかっさわれちゃったし。 【RB】 まあ、盤石。ディオン・ジャクソン余裕の起用なんて展開になってくれたら、嬉しい限り。 【WR&TE】 レシーバー陣は怒りのひとまとめ。不安しかないユニットである。”自然石”オグリツリー(木だけど、)もシーズンアウトになっちたし。アリー=コックスと3年1755万ドルなんて契約結んじゃってるし。まあ、中身は事実上の1年契約だけどさ。アリー=コックスなんて、底が割れちゃってると思うけどなあ〜。何、期待してんだか。 このTE勢も含めて、現首脳陣のレシーバー陣への自信が、まるで理解できん。獲れよ、ジョシュ・ゴードン。獲れよ、フリオ。 あと、キキ・キューティーは必ず使え。PSに置いとくんじゃねーー。オモチャを買ってもらったは良いが、オモチャ箱に鍵かけられているようなもんだと〜。生殺し感がハンパ無い。あるいは、目の前にマッパの女(以下自粛)。 【OL】 多少メンツは変わるが、当然盤石。RGの後釜が決められないようじゃ、話になんねーし。最悪、マワエにやって貰え。RGなら、まだいけんだろ。 LT未定が不安材料ではあるが、大きな動きが無いところを見ると、宛てがあるのかな。 【DL】 バックナー様が健在なので、大きな不安はない。プレミア・パスラッシャー不在は、不安と云えば不安であるが。こればっかりは、タレントの問題だからなあ。ドラフト上位がないと、話にならん。やっぱ、あん時、チャッブ、いや、それは言うまい語るまい。 んで、新加入のンガコエさんが15サックとか挙げてくれたら嬉しい。シーズン15サックって、マシス以来、絶えて久しい。しょぼん。 【LB】 上二人は当然のように盤石。 んで、3人目はザイール・フランクリンと3年1000万ドルで契約。何なのコレ。まあ、こっちもサインボーナス無いけど。スペシャルチーマー込みって事か。 もっとも、コルツの3人目のLBは、実質ムーア2世さんだから、そこはあんま心配してない。 ただ、上2枚のどっちかがケガしちゃうと、いきなり土俵際。そういうユニットではある。隠し玉でも、あんのか。あって欲しい。 つかまあ、LB界最大の衝撃は、ダリアス・レオナルドの登録名が、いつの間にか、シャキール・レオナルドに変わっていた事であろう。 何これ、シャック・リスペクト?。俺、どっちかつーと、ジャーメイン派なんだけど。”マニアック”って、こういう事なの。 でも、登録名がミドルネームになるって、結構珍しいパターンだよね。10年くらい前、イチローの影響か、しょーもないニックネームが流行った事があったけど。オチョシンコとかメッタ・ワールドピースとか。 でもまあ、ちょうどいいや。このレオナルド、なんか世間的には「レナード」っていう日本語表記が定着しちゃってて、「レオナルド」を押し通すのも、ちょっと恥ずかしく思っていたからだ。かといって、「レナード」には、死んでも換える気ねーし。折衷策として「シャック」を多用しよっと。 でも、なんで「レナード」表記なの?。つづりは「LEONARD」なのに。ボーション・レナード(古!!)がレナードなのは分かる。「LENARD」だからね。カワイ・レナードもレオナルドにすべきじゃないの。百歩譲って、レオナードだと思う。へ〜んなの(女子小学生風に発音しよう)。 まっ、別にいいけどさ、日本語表記なんて、どーでも。ポルシェとポーシェみたいなもんだよね〜。 【CB】 メンツは結構変わっているが、そんなに不安はない。ガス・ブラッドリーも実績あるしね。上手くまとめてくれるでしょう。 【S】 不安の無いユニットの筈であったが、カーリ・ウィルスが、「やりたい事が見つかったから」あるいは「やるべきことが見つかったから」とかいう理由で電撃退団。 なにそれ、コルツってバイトなの。モラトリアム期間なの。「俺たちの旅」的な、「なんとかする会社」的な。の割には、えれー時給高いな、おいっ。 まあ、いなくなった者について、グダグダ言っても仕方ないので(しかし、こういう退団、コルツ多いな。ピーコックとか、ラックとかラックとか、)、とりあえず、当面のメンバーで頑張るしかない。 こうなると、3巡で指名したニック・クロスが俄然輝いてくる。指名した時は、スペシャルチーマーかなぁ、なんて思ってたけど。こうなるって、分かってたの。ウィルスは、辞める一か月前に、ちゃんと「退職届」出してたの。今時めずらしい。 つー訳で、クロスさんは暫定スターターなんで、頑張ってください。 しかし、こうなると分かっていたら、無理にでもフッカーと再契約しとくべきだったな。向こうに、その気は無かったかもしれんが。いなくなってからも、私を苦しめるのぉ、オハイオ・ステイトは。 しかも、そのオハイオ・ステイト、あのマーヴィン・ハリソン.Jrがいる。こういう形でも、私を苦しめるのね、オハイオ・ステイトは。しかし、よりによってオハイオ・ステイトとは…。 【スペシャルチーマー】 パンターのサンチェスさんはシーズンアウト。う〜ん残念。来年、元気に帰ってきてね。 で、代役はマット・ハック。んで、心配は全然しとらん。実績十分だしね。 おそらく全米には500人くらい、NFLレベルのパントを蹴れる人がいて、そのうち32人だけが運良く契約を頂けるっていうのがパンターの世界だと思う。この500人の実力に大差はない。結構、コネの世界。 一方、キッカーのブランケンシップは踏ん張りどころ。ここでコケると、「スポーツマンのヲタク」から「ただのヲタク」に堕してしまう。親が泣くどー、「ただのヲタク」になると。勘当ものだどー。 先に、NFLのパンターは全米で500人くらいいるって書いたけれども(もっと多いかも)、NFLレベルのキッカーは、50ヤードのキックを50%くらいの確率で決められる人というのなら、それこそ全米1万人くらいはいるであろう。サッカーやラグビー経験者だって、それくらいは出来るであろう。 ただ、問題は「精神力」である。つか、これしかない。常にクビと隣り合わせのポジションで、延々とキックを成功し続けるっていうのは、「高度な技術」ではなく、完全に「異常な精神力」である。これが無くて、消えていったキッカーを、私は、それこそ「山ほど」見てきた。アガーヨとかね。 つかもはや、「精神力」ですらなく、ただの「運」かもね。ヴィナティエリは、史上最も「クラッチな」キッカーなのではなく、史上最も「運の強い」キッカーだったのかもしれない。いや、そんな事ないか。 つか、キッカーって、サッカーで云ったら、「PK専門家」みたいなもんだよね。「PKしか蹴らん」みたいな。それも、「外したら負けPK専門家」みたいな。 それが「代表レベル」だったら、死ぬな、私だったら。開催国に向かう飛行機のトイレで首吊っとる。「大変で〜す。○○さんが、トイレで首吊ってま〜〜す。」みたいな。 LSは安定のルーク・ローズさん、何気に7年目。もうそろそろ、選手紹介の記事書かんとな、さすがに安定の7年目だと。 年々職場の狭くなるリターナーは、今年もアイザイア・ロジャースがエースかな。でも、CBとしての出場が多くなりそうなので、こっちは卒業、つか、お役御免かもね。 んな感じかなあ。 で、成績予想であるが、一応、昨季は、プレイオフ進出未遂チームであるし、なんちゃってプレイオフ進出チームであるし、プレイオフ進出扱いチームであるし、プレイオフ進出風チームであるし、まあ、そこにライアンの分だけチーム力は微増していると思うので、プレイオフ争いには参加できると思う。つか、参加できなかったら、オーナーお怒りで、バラード、ライク、ライアンの首が飛ぶであろう。 でもまあ、それ以上は厳しいかなあ。レシーバー陣が覚醒すれば、話は別だけど、私的には、期待薄である。9〜10勝くらいで、大好物のドラフト21位ゲットみたいなオチだろうなあ。 なんつーか、30歳前後のサラリーマンで、仕事も家庭も不満はないが、この生活が一生続くと思うと、憂鬱になる、そんな感じ。ひとつ間違うと、芥川龍之介コースみたいな。 でも、2022年、ラックデビューから、早10年である。10年後、こんな事になるとは思いもよらんかったなあ。スーパーボウル、2,3回優勝してると思ってたもんなあ。最低でも、スーパーボウル1回出場してると思ってた。まさか、5年連続先発QB交代の憂き目に遭うとは思いもよらんかったよ。 この世の春を謳歌してると思ってたよ。まさか、永遠の秋になるとは。ホントッ、人生って、恐いのお。 2022/9/5(月) |
Week1 | 9月8日 BUF@LAR 31−10 |
毎年恒例って訳でもないけど、縁起物なんで、開幕戦の記事を書きまーす。 まずは、ラムズサイドから。 直接的な敗因は、オフェンスラインかな。ラムズのOL事情はよく分からんが、特に左側が弱いと感じた。ウィットワースが抜けた事だけが要因ではないと思うけど、現状、ここがラムズ最大の傷になっていると思う。 あと、ラムジーの衰えが指摘されていたけど、これは、ある程度仕方ないよね〜。アラサーだしね〜。バカっ速だったリカバリーは、だいぶ遅くなっているよね〜。 一方、クーパー・カップ三冠はさすがの出来。ただまあ、カップ一辺倒になっているのは気にはなった。追い込まれると、カップ、カップ、カップといった感じである。貧乏なアル中っかつーの。ロバート・ウッズに替わる相棒が欲しいかな。チーム的にも、スタッフォード的にも、カップ的にも。 一方、今季優勝候補筆頭とも目されているビルズであるが、ちょっとレシーバー陣が弱いかなとも感じた。我らがコルツと違って、プレイオフレベルは楽々超えているが、スーパーボウル制覇レベルとなると、ちともの足りないように映った。 ディッグスも悪くはないんだが、エースって感じではないんだよね。かつてのレジー・ウェインみたいな感じで、もっの凄くいいナンバー2レシーバーっていう感じで、エースタイプではないと思う。オフェンスをクリエイトする力が無い。あるいは、もっの凄くいいスロット。 だからこそ、ミネソタは放出(自分から、出てったのかもしれんけど、)して、まんまとジャスティン・ジェファソンを獲得できた訳だし。 んで、ディッグスの力不足を補うのがジョシュ・アレンの任務となる訳だが、どうなんかな〜。この手のタイプ、あらゆる問題を自身のランで解決しようとするタイプは、どうしても限界があるんだよね〜。ケガ云々も勿論あるんだけど、そのプレイスタイル的にもね。 この手のタイプの二大巨頭がヴィックとニュートンだろうけど、どちらもスーパーボウル制覇までは届かなかったし、三十路を過ぎたら、酷い扱い受け取るし(まあ、ヴィックは自業自得かもしれんが、)、どうなりますかねえ〜。 スーパータイトエンドでもいれば、また景色が変わってくるだろうけど、最近はスーパータイトエンドが少ないんだよねえ〜。「俺オールプロ」を決める際でも、一昔前だと、あれかそれかこれかで、それこそクリスマス前の子供のように悩んだもんだけど、最近は、キトル&ケルシーの二択つか一択。まあ、昨季あたりから、第三の男として、ウァーラーが出てきたけどね。 もっとも、最近は、一昔前と違って、タイトエンドの仕事が増したので、ゴンズさんみたいのは、なかなか現れにくいのかもしれないけど。 って、考えると、ビルズ、というかリーグの趨勢の鍵を握るのはドーソン・ノックスの覚醒って事になる訳か。覚醒すっかなあ、ドーソン・ノックス。 んなとこかなあ。いつにも増して、いや、いつにも減して、うっすい内容で、ゴメン。開幕戦だし、このゲームの内容や結果で全てを判断するのは、無理な話であろう。ウィーク5まで、っつたら大袈裟かもしれないが、ウィーク3までは実質的には、つうか真のプレシーズンみたいなもんだしね。 麦茶を、また買い忘れた。2022/9/11(日) |
9月11日 IND@HOU 20−20 |
村上が55号打ったねぇ〜。 それはともかく、我らがコルツである。 ゲームパスにも加入してねーし、テレビ放送はねーし、ダゾーンの配信もねーし、って事で、ホントは記事を書く予定ではなかったのであるが、書きたい事がいくつか出てきたので、書く。 ゲームは文字ライブで追いかけていたのであるが、第3クォーター終了時点で、うんざりしてきて、うとうとしてきて、そのまま寝てしまった。すみません、僕、おじいちゃんなんです。 で、ふっと目が覚めたら、20−20、オーバータイム終盤であった。で、そのまま試合終了。 第3クォーター終盤まで、慎重にオフェンスしていたら、思うように得点できず、3ポゼッションくらいリードされたところで、逆キレ気味に攻めだしたら、オフェンスが進みだし、一方、リードしている側は、そのリードを維持しようと、コンサヴァティブな戦略をとったら、それが故に、点差が詰まり、同点、あるいは逆転されてしまう、という典型的な「フットボールあるある」の展開だったのだろう。試合は見てねーけどさ。だいたい想像がつく。 まあ、フットボールに限らず、あらゆるゲームの要諦は、つまるところ、「リスク管理」、な訳だけど、それが最も露わになるのがフットボールというゲームのひとつの特徴だとは云える。 一時、羽生九段の好んで使った「運命は勇者に微笑む」という言葉も、この「リスク管理」の機微を表す言葉だったよねえ。 そうして、その「リスク管理」を甘くしてくれるのが、スーパースターの役割だとも云えよう。オープンを作ってくれるレシーバー、スモールウィンドウにパスを通してくれるクォーターバック、5ヤード予定のランを30ヤードに延長してくれるランニングバック等々である。 んで、その「リスク管理」を甘くしてくれたかはともかく、テイラー様は、いきなり31キャリー161ヤード。いやもう、開幕戦なんて、20キャリー80ヤードくらいで十分なんですよ。いきなり、飛ばしてどーするんですか。 ピットマンさんは9回121ヤード。いや、それ、第3クォーターまでで見せてくださいよ。その数字、信じていいんですか。覚醒したんですか。 ディフェンス方面では、O.J.ハワードに2TDsやられていて、それが敗因、つか引き分け因のひとつにはなっている。ハイライト映像で見ただけだけど、一つ目はフランクリンとのミスマッチを突かれたもの、もうひとつは、シームに上手く入られたもの。まあ、シャックさんが帰ってきたら、解決する問題だと思いたい。やっぱ、ドラフトでLB補充しとくんだったなあ。 つか、獲れよ、O.J.ハワード。元1巡選手じゃんかよ〜。何、呑気してんだよ〜。現状のタイトエンド陣に対する首脳陣の自信の程が、私には皆目分からん。イーブロンの失敗にビビってんのか。 そのほか、同じく引き分け因としては、ブランケンシップさん。OTの決勝ゴールを外した。マイナスのランに被サックと、下がって下がっての42ヤードだから、外し頃ちゃあ外し頃だけど、これまでも似たようなのあったし、もう「勝負弱い」というイメージ付いとるで〜。「ただのヲタク堕ち」一歩手前ですよ〜。つか、今週カットかもしれん。「君は、これからコミケやワンフェスで頑張ってくれ給え。」的なね。 てなこと書いてたら、ほんとにウェイブされちゃった。残念。キャラは立ってただけに。惜しい。もう、あのメガネっ娘(いや、男性だけどさ)を見る事もないのかあ〜。NFLに職場あるかなあ〜。 でもまあ、NFLのキッカーって、ほんと厳しい職業だよね。事実上、1回ドジったらクビって、なかなか、そんな職業ないよね。プロスポーツのみならず、他の職業まで含めてもね。 そう考えると、ヴィナティエリって異常だよね。異常な「勝負強さ」、ってか異常な「強運」。いや、それこそ「異常な勝負強さ」って事か。 ゲームに話を戻すと、これは引き分け因とは違うかもしれないが、ジェリー・ヒューズが頑張ってた。2サック・1FF・1インターセプト。この試合の完全なMVP。まさか、こんなところで10年越しの「恩返し」をされるとは〜〜〜。でも、最後のポリアン戦士(多分。いや間違いないと思う。)なので、ガンガレ、応援してまーす。 あと、ポリアン戦士じゃないけど、フィリップ・ドーセットもテキサンとして出場してた。 そう云えば、そのドーセットのトレード相手、ブリセット君はブラウニーとして開幕戦先発出場。チームを勝利に導いてた(?)。でも、ブリセットは、不思議と先発のお鉢が回って来るね。史上最も先発の多い、あるいは先発のお鉢の回ってくるバックアップQBかも。まあ、チームにとっては、善し悪しだが。 あと、元コルツといえば、この開幕戦で、私が対戦を熱望していた(?)マーロン・マック君は、開幕前にカット。しかも、PSにも残れず。トホホ。 あと、ドラフト時、私がちょいと注目していたジョン・ミッチー3世は非フットボールIR入り。何してんだか。 あと、そうそう、この手の出場不出場で何より先に触れねばならないのは、このゲームの引き分け因のひとつでもあろうシャック・レオナルドである。ケガで、いきなり開幕戦欠場。いやそれもう、改名失敗じゃないの。字画が悪いんじゃないの。大石第二郎パターンじゃねーの。いや、別に大石は失敗してない。いや、してたの?。 つー訳で、開幕戦は、まさかの引き分け。この引き分けが、所謂「勝ちに等しい引き分け」か「負けに等しい引き分け」かは、シーズンが終わってみない事には判明しないであろう。 つかまあ、「引き分け」は、どこまでいっても「引き分け」だけどね。「勝ちに等しい引き分け」とか「負けに等しい引き分け」とか、中身カラッポのマスコミ用語だよね。 あとまあ、OLの状態も知りたいところなのであるが、こればっかりは実際のゲームを見ないと、何とも言えん。 で、来週はジャガーズ戦。返すんだろーな、昨季の借りをキッチリと。ローレンス大爆発とかいうベタなヲチじゃねーだろーな。 あと、最後に、他のチームの元コルツについて、ちょいと触れると、シカゴのエバーフェルズはナイナーズ相手に勝ちましたなあ。でも嫌だな、エバーフェルズがこのまま名将ロードを歩んでしまったら。悔やんでも悔やみきれない。 ちなみに、今の今まで「エバーフェルズ」と日本語表記してきたけど、現地の放送を聞いていると「イバーフェルズ」って発声してるね。「イーブロン」パターンか。頭の「E」は、「エ」ではなく、「イ」と発音する事の方が多いのかな。 あと、コマンダーズのウェンツも、何気に勝利。でも嫌だな、ウェンツがこのまま名QBロードを歩んでしまったら。悔やんでも悔やみきれない。イバーフェルズの名将ロードより、可能性は低そうだけど。 あと、「コマンダーズ」って、なんか安売りゲームソフトに出てきそうな名前だよね。安っぽい。軽い。ワシントンのファンは歓迎してるのかな。 麦茶を、またまた買い忘れた。2022/9/13(火) |
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Week2 | 9月18日 TND@JAX 0(!!!)−24 |
先週と同じく、文字ライブを追いかけていたものの、先週とちょっと違って、第3クォーター序盤くらいで、うんざりしてきて、うとうとしてきて、そのまま寝てしまった。 んで、先週と違って、目覚めたのが9時くらい。もしかしたら、先週同様、同点、あるいは、先週と違って、逆転勝利かも、と期待して、パソコンを開いてみたら、0−24。マジか、マジなのか。 現実は甘くない。0−24の完封負けでした。いつ以来でっしゃろ。ブリセットさんの頃かな。それとも、あの2011シーズン以来かな。 まあ、ゲーム内容は見ていないし、見る気も無いのであるが、サック祭りだったとか、レシーバー陣ぐだぐだとか、容易に想像が付くような記事も散見した。まあ、そういう事なのだろう。来週、確認してみる。でも、チーフス戦。あんま、確認にならないかも。でも、そういう時に限って、ひょっこり勝ったりするのが、フットボールというスポーツではある。 つう訳で、ここまで1分け1敗。まあ、開幕3戦ぐらいはプレシーズンみたいなもんなので、その結果を云々するつもりはないが、ただ、同地区にこの結果は痛いかも。プレイオフ争いをするようなら、痛恨の「1分け1敗」になってしまうかもしれない。まあ、勿論、プレイオフ争いが出来ればの話だけど。 でも、このままシーズンが進んじゃって、5勝前後でフィニッシュしちゃったら、バラード、ライク、ライアンの3者のクビが、キングギドラみたいに、同時にすっ飛ぶなあ。 まあ、ライクとライアンはともかく、バラードは、もうクビにしても良いかなとは思う。バラードがGMやってる限り、ここ5年くらいのコルツの病巣であろう「レシーバー問題」が、いつまで経っても解決しないからである。 あと、ベアーズとコマンダーズは負けましたね。ホッ。僕、狭量なんです。 まあ、ウェンツはともかく(何故?)、イバーフェルズが名将ロードを歩んでしまったら、泣くに泣けんもんなあ。エイリアンズ・PART2になったら、悲しいもんなあ。 ソフトサラダにドハマリ中。2022/9/20(火) |
Week3 | 9月25日 KC@TND 20−17 |
という訳で、今季初の生コルツ。いや、現地観戦じゃないけどさ。ただのダゾーンだけどさ。 ここまで1敗1分けの今季のコルツがどんなもんか確認したいというのもあったけど、チーフス戦という事で恐いものみたさみたいな気持ちもあった。確認半分恐いもの見たさ半分といったところか。 で、5分見て、すぐ分かった。今季のコルツは弱い。いや〜1敗1分けは偶然じゃなかったんですね。必然だったんですね〜。今週のジャガーズは、チャージャーズ相手に38−10とスパークしてるし。先週は実力だったんですね。油断でもフロックでもなかったんですね。 で、まずはオフェンスからであるが、案の定というか、想像以下というか、進みませんね、ボールが。 5年前くらいから、よく見ている光景であるが、いい感じでランが出て、いいタイミングでプレイアクションしても、QBが硬直、挙句被サック。見慣れた光景です、ハイッ。厳密に云えば、このゲームでそういうシーンは無かったけど、似たようなシーンは散見。 はい、レシーバーがブレイクできてないんですね。いつもの風景です。デジャブーです。 なんつーか、TEが4人いるみたいだもんな。常に4TEセットみたいな。エースレシーバーとまでは云わないが、せめてディープスレッドでもいりゃあ、多少光景は変わるが、それも居ず。 敵ディフェンス・サイドから見りゃあ、アンダーニース集めで、たまにブリッツかけりゃあ、一丁上がりぃ〜みたいな、超ちょろいオフェンスだよね、今の、つうかここ5年くらいのコルツは。カバー2どころかカバー1、なんならカバー0でも、楽勝みたいな。 ちょっと面白かったデマイケル・ハリスは、いつの間にかリリースされているし。ああいう選手を何とかするのが、コーチの腕の見せ所、謂わばコーチの醍醐味じゃねーの。 で、新戦力のピアースであるが、もろピットマン2世。つか、ピットマンJr.Jr.。まあ、ハンドは良さげだけど、それだけって感じ。あと、ピットマンよりは、ちょっと体が強そうかな。あと、ドラフト時評価されていた「奪い合い」の強さは有りそう。 で、同じく新戦力のライアンさんであるが、こっちはさすがだね。ウェンツ君よりは上と見た。ウェンツ君より、より小さなスモールウィンドウにパスできるという感じで。 ただまあ、これは、例のスーパーボウルでの投げ捨て問題の頃から変わらないのであるが、判断が堅い。ラインが崩れるとパニックになっちゃうウェンツよりはマシだけど、ライアンはラインが崩れると、と云うか、ラインが崩れても、ひたすらミッションをコンプリートしようとするタイプである。その結果、ファンブル過多になっているのであろう。 ミッションコンプリートしようとする姿勢は買うけれど、そこは柔軟に対応せんと。そのへんの柔らかさは、ちょうど敵のQBであるマホームズの持ち味のひとつであるし、先々代コルツ先発QBのリヴァースにも、それはあった。 過去3年のコルツ先発QBを比較すると、 リヴァース>ライアン>ウェンツ といった感じ。って、何を比較してんだか。10年以上マニングであり続けた頃が懐かしい。来季はギャロッポロになってんじゃねーだろーな。 また、もう一つのオフェンス確認ポイントのOLであるが、まあまあ、こんな感じじゃないかな。LTのプライア―も箸にも棒にもかからんっていう程でもないし。6巡指名(206位)のLTなんて、こんなところでしょ。チーム的には、レイマンに期待してんのかもね。このプライア―が最終解答って訳ではあるまい。 一方、ディフェンスであるが、こちらも、こんなもんじゃないかな。諸悪の根源はザイール君であり、痛いプレイには大概ザイール君が絡んでいるのであるが、これはシャックisバーーーーックで解決する問題なんで、心配はしとらん。 そのシャック君であるが、サイドラインで何度も何度も派手なガッツポーズしてた。あんだけ動けんなら、試合出てこいやー。 ディフェンスの新戦力、ギルモアさんはさすがの動き。カバー、タックルともに、ローズやヤ=シンよりは一枚上と見た。恐いのは、ケガとガス欠かな。同じ三十路新戦力のマクレオッドともども頑張って欲しい。このゲーム、試合を決めるインターセプトも共同作業で決めたしね。あと、ファキーソンも頑張ってね。 同じくディフェンス新戦力のンガコエは、この日1サック。そうしてシーズン初サック。つまりコルト初サック。まあまあ、こんなもんかな。可もなく不可もなしといった感じ。 で、スペシャルチーム、この試合、つうかここ数年変わらずいい働き。この試合の影のMVP。とりわけ、カバーチームが素晴らしい。ある意味、コルツ最強の戦力。 で、そのスペシャルチームの新戦力、つうか代替戦力マット・ハックを、このゲームで初めて見た。左利きなのね。これは武器だと思う。試合冒頭のマフは、これが誘因したとまでは云わないけれど、リターナーが捕りづらいのは確かだと思う。分かっていても、逆回転は慣れないものだからである。左利きというのは、このパンターに限らず、ほとんどのスポーツで有利に働くものなのだ。このまま、サンチェス、カットしちゃおうかな。 もうひとりの代替戦力チェイス・マクローリンであるが、さすがにこのゲームだけでは判断不能。まッ、外したらカットすりゃ、いいだけの話だけどね。 さて、今、スペシャルチームが影のMVPと書いたけれども、表のMVPは無論ジャラニー・ウッズである。2レシーブ・2TDs。 まあ、このゲームのこのプレイだけで判断は出来んけど、ここ数年の課題だったレッドゾーン・オフェンスの最終解答とまでは云わないが、補助線くらいになってくれたら、有り難し。 影のMVP、表のMVPときたら、真のMVPであるが、それは勿論クリス・ジョーンズ。いや、助かったねえ。あのアンスポーツマンライクが無ければ、負けてたよね〜。試合後、ずっとサイドラインでの様子をカメラで抜かれていたけれども、戦犯だから仕方無し。A級戦犯だから仕方無し。 とまあ、そのクリス・ジョーンズ様の活躍もあって、この試合勝った訳だけれども、試合内容的には前途多難かな。開幕前は、「9勝前後すんじゃね」みたいな事を書いたけれど、ひとつ間違えたら5勝フィニッシュもあると思う。まっ、それで全体10位以内でレシーバー指名が案外ベストシナリオかもしれんけど。さすがに間違わないだろ、10位以内だったら。マスコミの言う通り、指名しときゃあいいんだからさ。 ちなみに、昨季は3連敗スタートだった訳であるが、今季とは中身が違う。昨季はシーホークス、ラムズ、タイタンズの3連敗だったんで、他カンファレスが2つ入ってんだよね。一方、今季は、全て同カンファレス、しかもうち2つは同地区に1分け1敗なので、ある意味、昨季の3連敗より痛いとは云える。やっぱ10位以内コースか。 とりあえず、今季のコルツも、ここ数年同様、ディフェンスとスペシャルチームが踏ん張って、接戦をモノにしていくしかなさそう。 その弱い弱いコルツに敗北したチーフスは、もっと弱いのかって話になるけど、さすがにそれは無い。NFLの場合は1番目と32番目のチームにそれほど差がある訳では無いから、こういう結果も十分有り得る。この試合の敗因はクリス・ジョーンズとFGでのスペシャルプレイ失敗とFGミスとクリス・ジョーンズとクリス・ジョーンズ(しつこい)。 クリス・ジョーンズはともかく、フットボール、とりわけNFLの場合は、ファウルやボールの転がり具合等々、なかなかコントロールできない事が多いので、「僅差で終盤に持ち込まない」というのが強いチーム、あるいは高勝率チームの鉄則ではある。マニング時代のコルツなんかは、その典型だった。 そうして、数年前のチーフスもその典型のチームだったけど、当時と比べると、この試合からも分かるように、力は落ちている。そりゃそうだよね、そういう制度だもん。マホームズとあんな契約を結んだら、チーム力は削がれるよ。 今までは、QBと大型契約を結んだチームっていうのは、オフェンス・ディフェンスにそれぞれ一人づつオールプロ級を配して、その他にプロボウル1,2回レベルを数人みたいなチーム構成だった(ルーキー契約下にある選手は、無論除く)けど、マホームズ級の契約になっちゃうと、オフェンス・ディフェンスに一人づつオールプロ級って訳にはいかなくなる。どっちかを削らなくなければいけなくなる。そうなったら、さすがにディフェンスの方を残す事になり、今のチーフスだと、真のMVPクリス・ジョーンズって事になる。で、削られたのがタイリーク・ヒル。 あと、オールプロ級でも何故か相場の安いTEは必須となる。所謂「グロンコウスキー方式」である。チーフスでは、それは無論トラヴィス・ケルシー。 その結果、そもそも昨季あたりでも、ヒル&ケルシー一辺倒だったのが、今季は、まさしくケルシー一辺倒。そりゃきついよね。 これに永年、つうか今でも苦しんでいるのがアーロン・ロジャース&パッカーズ。業を煮やしたのがラッセル・ウィルソン&シーホークス。でも、マホームズは彼等より巨額だからねえ。さすがに、もうスーパーボウルはねーんじゃねーかな。 ちなみに、そのシーホークスのQBは、只今ジーノ・スミス。まだ、やってたんか〜い。 って、ついていけねーよ。訳わかんねーよ。このQBシャッフル状態。誰が誰の女だか、さっぱり分かんねーよ。離れ小島の男女関係かよ。もう常に疑心暗鬼だよ。 そんなQBスワッピングはともかくとして、このチーフス戦の勝利に気を良くした私は、そのまま調子よくドルフィンズ対ビルズも視聴した。 この試合を観た人は分かってると思うが、このゲーム、試合最後のプレイで、FGを蹴る時間が無くなり、というか、正確に云うと、FGを蹴るためのスパイクが間に合わず、ビルズが時間切れ負け、将棋で謂うところの「切れ負け」をした訳だけど、その瞬間、ビルズのブース席で、OCだと思うけど、彼がブチ切れ、ヘッドセットを叩き付け、手元のタブレットを叩き壊していた。 あれって良くないよね。私がオーナーだったら、絶対弁償させる。給料天引きだよ。タブレット代なんて、NFLチームのオーナーからすればタダみたいなもんだろうけど、お金の問題じゃないよね。道徳的な理由で弁償させる。 悔しいのは分かるけど、モノに当たる事は無い。しかも、悔しいつったって、スポーツだよ。まあ、プロスポーツだから、生活とか収入とかにも関わっているけれども、モノに当たる程の事じゃーない。 国家の治安とか人間の健康や命に関わる事ならともかく、所詮「ゲーム」だからね。モノに当たる程の事じゃーない。いや、国家の治安や人間の健康や命に関わる事だって、モノに当たっても何も解決しない。しかも、プロスポーツマンにとって、「敗戦」は、ある意味、「日常」だし。 でも、これってアメリカ人特有だよね。同じ白人や黒人でも、ヨーロッパ人は、モノには当たらないような気がする。別に調査した訳じゃねーけどさ。ヨーロッパ人がモノに当たる姿は、あんま見た事ない。記憶にない とすると、人種の問題じゃなくて、民族の問題だよね。カナダ人も、モノには当たらない気がする。メキシコ人は、よー分からんが。 もう癖になってんだよね。悪い癖だよ。悪癖だよ。風紀委員会が矯正すべき事案だよ。私がアメリカ人だったら、USAトゥディに投書してるよ。「スポーツやテレビゲームで負けたからといって、テレビやモニター、ゲーム機、壁、机等々を壊してはいけません。」ってね。それこそ、「モノに当たるな、ドアホウ。」だよ。 おっ、なんか、超久しぶり、つうか初めて良いこと書いた。ためになるインディアナポリス研究会。 そう云えば、ヤクルトが優勝しましたね、横浜を破って、あるいは横浜と争って。80年代は「永遠のライバル」だったヤクルトと横浜、つかヤクルトと大洋が優勝を争う日が来るとは。感無量。つー程の事じゃーない。 でも、あの当時と比べて、「優勝回数」は随分と差が付いたよね。つか、ヤクルトって、いつの間にか「優勝回数」は全12球団の中でも上位に来てる。巨人、ライオンズ、ホークスに次いで、カープ、ドラゴンズと並ぶ、つうか「日本一」は両チームを凌いどる。タイガースも、同様9回リーグ優勝しているが、1リーグ時代もあるので、ちょっと保留。タイガースファンは怒らんでね。 2022/10/2(日) |
Week4 | 10月2日 TEN@TND 24−17 |
「ロシアの元軍人が『動員兵』(変な言葉)は多数死ぬだろうと語った」というような記事を読んだが、その真偽はともかく、そりゃ死ぬよね〜、戦争だからね〜。 戦争と云えば思い出すのは、「財産や命を守る為に、財産や命を犠牲にする、そんなバカな話はあるだろうか。」という言葉であるが、無論、人間は「財産や命を守る為に」戦争はしない。「正義」のために戦争すんだよね〜。 そうして、ひとたび「正義」を掲げたら、行きつく先は「殺し合い」しかない。「殺し合うのが正義」、なのである。マスクを付ける付けないで暴力沙汰になるのが、この世である。「マスクを付ける」も「正義」であるし、「マスクを付けない」も「正義」である。 世界中の「正義の味方」が殺しまくっているのも、その良い、あるいは悪い証拠であろう。まあ、ザビタンみたいに「話し合い」で解決しようとする「正義の味方」もいたけれども。 もっとも、フィクションの「正義」は、あくまで主人公が敵を殺すための言い訳、すなわち「ギミック」ではあるけれども。それを真面目に考えちゃったのが、70年代以前の日本のマンガ家達なのであるが、それはまた別の話。 そうして、「正義」をギミックとしない初めてのヒーローモノがガンダムだとも云える。あれ、どっちかつったら、「正義」はジオンの側にあるよね。また、少年マンガに「正義」が必ずしも要しないと気が付いたのが、80年代の週刊少年ジャンプ編集部である。 では、「正義」を捨てれば「戦争」が無くなるかと云えば、コトはそう簡単でない。「正義」が無くなれば、「戦争」は無くなるだろうけど、「政府」や「法律」も無くなってしまう。「政府」や「法律」は、その根拠を失う。 よくまあ、バカの一つ覚えで「戦争反対」を訴える人達がいるけれども、「戦争の否定」は、すなわち「警察の否定」である。内服薬は認めるが、外服薬は認めない、そんなバカな話はない。 我々が「人間らしく」生活しようとする限り、あるいは「文明の下で」生活しようとする限り、「政府」や「法律」は必要であろうし、それ故「警察」や「軍隊」も必要であろう。 「人間らしい」生活、あるいは「文明の下で」生活しながら、「戦争」を無くそうとしたら、それはもう、「国家」の消滅、すなわち「世界政府の樹立」以外は無い。 もっとも、世界政府を樹立しようとしたら、それこそマクロスの統合戦争じゃないけれども、一悶着二悶着、あるいは十悶着は必至であろう。無血で世界政府が樹立するとは、とても思えない。まあ、分かんないけどな。案に相違してって事もあるけどな。 あるいは、もしかしたら、この現在絶賛快進撃中の「全世界レベルでの国際化」がグングン進んで、そのうち人種も民族も文化もぐちゃぐちゃになって、ごく自然に、あるいは、なし崩し的に世界政府が樹立って事も有り得るかもしれない。それこそ、ドラゴンボールの世界みたいにね。もっとも、あの世界は、人種や民族や文化だけではなく、哺乳類の種、あるいは他の生物の種まで(哺乳類までだったっけ?)、ぐちゃぐちゃになっているけどな。 あとまあ、「正義」の陰で、コソコソ金儲けに勤しんでいる連中については、また別の話。 あと、もひとつ、「正義」の根拠は何かという話もあるけれど、それもまた別の話。 とまあ、久方振りに、軽い時事ネタから入ってみたが、そんな遠い国の戦争より重大重篤な話、我らがコルツ話である。 17ー24で負け。 まあまあ予想された結果なので、驚きはない。 今のコルツが勝つとしたら、「接戦で終盤に持ち込み、あとは運任せ」という戦略しかないので、そういった意味では、コーチも選手もベストを尽くしたと云えるではあろう。ただし、先週は運に恵まれ、今週は運に見放されたという事である。 実際、接戦に持ち込んだ3試合は、ものの見事に、1勝1敗1分け。きっちり5割。まさしく「運は平等」。 これは、コルツに限らず、NFLで僅差で終盤にもつれ込んだ場合、統計を取った訳では無いが、私の印象的には、勝率はほぼ5割である。統計を取っても、似たような数字が出るであろう(全然違う結果が出たら、ゴメン)。 カレッジだと、戦力差のあるカードも多いので、「5割」という数字は出ないかもしれないが、NFLでは、おそらく「5割」である。 そうして、その「5割」はすなわち「運」である。「実力」ではない。先週、チーフスはコルツに負け、今週、タイタンズはコルツに勝ったけれども、だからといって、「チーフスはタイタンズより弱い」という事にはならないであろう。つか、マスコミ的には、「チーフスはタイタンズより強い」、である。真の強弱は、私は知らんが。 んなような事を「俺オールプロ’21」の記事にも書いているのであるが、まだ半分しか書いていたいので、公開できん。公開する日は来るのか来ないのか。 んな事はともかく、僅差の終盤を勝ち切る戦術を、NFLの各チームは未だ発明出ていないので、これはどうにもならない。「クリス・ジョーンズがファウルしなかったら」とか「テイラー様がファンブルしなかったら」とかは、皆無意味な仮定である。「絶対ファウルを採られない方法」とか「絶対ファンブルしない技術」とかは、未だ発明されていない。 NFLで、終盤、僅差でもつれ込んだら、あとは「勝敗を天に委ねる」しかない。 今季はこんな戦いが続くのだろうなあ。いや、ここ数年ずっとか。ディフェンスとスペシャルチームには、ご苦労かけます。 そう云えば、村上が56号を打ちましたね。55号が出てから、まさか13試合連続ノーホームランとは予想しなかったけど、ノーヒットノーランを逃した大谷といい、「ゆとり世代」は………、いやそれは言うまい。 でもまあ、61号はともかく、高卒5年163本を逃すとはなあ。55号が出た段階では、こちらは楽勝だと思ったのであるが、分からんもんよのお〜。それまで、8打席で1本(!!!!!)ペースで打っていたのに、13試合ノーホーマーとは…。 まあ、今季最終打席で56号を打ったというのは、ある意味、スーパースターか。 で、背番号は60に変更すんのかねえ。門田パターン。 ソフトサラダが止まらない。2022/10/5(水) |