インディアナポリス研究会コルツ部

歴史

2025シーズン

TOPページへ

コルツ部TOPへ

/2/3/4/5/6/7

2025年
5月
ドラフト
3巡目以降
 タツノコプロの吉田竜夫(だったかな?)に「マンガやアニメのヒーローは赤・青・白のトリコロールカラーであるべきだ」という主張がある。分かり易いところで云えば、ガッチャマンとかガンダムの配色である。

 この主張を私は中学生だか高校生だかの頃に知ったのであるが、「ほんまかいな」と思ってた。確かに、上の二者を始め、このトリコロールカラーを採用しているヒーローは多い。マジンガーZなんかも、ギリギリこの配色であろう。でも、ウルトラマンとか仮面ライダーとか、それと全然違う配色でヒットしたヒーローも多い。私は、いまひとつ釈然としなかった。

 ところが最近になって気付いたのであるが、マリオとセーラームーンが、ガッツリこの配色なんだよね。赤・青・白。ガッチャマンとガンダムも当然大ヒット作であるが、マリオとセーラームーンに至っては、この2者をはるかに凌ぐウルトラスーパーメガヒット、それもワールドワイドである。う〜む、やはり吉田竜夫は正しかったのかもしれん。

 で、その「セーラームーン」であるが、これはザックリした言い方をすれば、女性版、いや美少女版戦隊ヒーローものである。故に、という訳でもないだろうが、各キャラクターにその配色がなされている。赤・青・緑。で、美奈子ちゃんが黄色なのかオレンジなのか、はたまた金色なのかは意見の分かれるところであろうが、大きく分類すると黄色系統という事となろう。

 とすると、ピンクが無いのである。この手の戦隊ものでは「女性の色」とされているピンクが「セーラームーン」ではオミットされているのだ。これが意図したものか偶々なのか、それは私には分からない。でも、面白い事だと思う。

 もしかしたら、うさぎちゃんは元々は「ピンク」を配色されていたのかもしれないけど、色々あって件の「トリコロールカラー」に落ち着いたのかもしれない。

 ちなみに、「セーラームーン」の原型である「セーラーV」はトリコロールカラーなんだよね。「トリコロールカラー」が先で、「ピンク」を外したのかもしれん。かもしれん。まあ、「ピンク」はちびうさが担当してるけどな。


 さて、ドラフトである。こっからはチャッチャといくど〜。


 3巡80位 ジャスティン・ウォーリー CB ミネソタ大学

 ミネソタ大つうのが結構珍しい。で、軽く調べてみたが、コルツ絡みでは、過去10年どころか過去20年でも指名なし。

 で、コルツ以外はどんなもんかと「フットボール・リファレンス」で調べてみた。

 NFLプレイヤーはこれまで273名。それが多いのか少ないのかはよく分からん。

 その名簿をざ〜〜っと眺めていったのであるが(ヒマだね、私も。)、知ってる名前はほとんどいない。有名選手というか、知ってる選手はというと、現レイブンズのラショード・ベイトマンとか元ペイトリオッツのローレンス・マロニーとか元レイブンズのマックスス・ウィリアムズとか現バッカニアーズのアントワン・ウィンフィールドJr.とか、それくらい。重大な選手を見落としてたら、ゴメン。

 って、そんなもんかと侮ってたら、いたよ、超大物が。クソが付く超大物が。

 ベン・ユーテックさん。みんな忘れていると思うので、綴りも記しておくと、Ben Utecht。

 懐かしい、懐かし過ぎる。久しぶりにその名をタイプしたわ、発声したわ。

 最近のファンは知らないかもしれないけれど、元コルツのタイトエンドで、マニング時代ということもあって、そこそこに活躍はしてる。コルツ3年ベンガルズ1年で計87レシーブ、923ヤード、3TDs。忘れた頃にレシーブするイメージである。ノンドラフトなので、ドラフト一覧にはその名が無かったのね。あいつ、ミネソタ大学だったんか。忘れてた。いや、知らんかった。優勝した時にも在籍してたと思う。チャンピオンリングを持ってるんじゃないかな。売らなければ。

 で、今軽くウィキで調べたら、現役時代に5度の脳震盪、「記憶喪失」の経験まであるみたい。

 引退後は、何とミュージシャンの道に進み、アルバムも4枚リリースしている。元コルツとしては、なかなかにまっとうな「引退後」である。脳震盪禍にはかなり苦しんだみたいだけど。

 そういえば、当サイトの「選手紹介」コーナーのユーテックのところに、「歌を歌ってるユーテック」の写真が添付されている。あれは趣味や余興じゃなくて、本当に好きだったのね。仕事にするくらい好きだったのね。歌手としての益々のご活躍をお祈り申し上げます。

 あと、コルツ絡みで云うと、あのダンジーの母校である。QBとしてスターター張っとる。

 さて、ウォーリーであるが、公式サイトのスカウティングレポートを読んだ限りでは、ものすごく平均的なマンカバータイプのCBという印象しかない。まずまずの体格、まずまずの運動能力、動きは俊敏だけど、パワー不足なのでタックルはやや苦手、そんな印象である。スカウティングレポートには「mirror and match footwork」という言葉が2度出てくるので、そういう事なのだろう。

 S不足なので、Sへ転向も視野に入れての指名かなとも思ったが、そうでもないみたい。純然たるCBとしての指名っぽい。

 う〜む、あとは書くことが無い。次次。

 てか、3巡80位はGM指名だろうがよーーーーーー。


 4巡127位 ジェイレン・トラヴィス OT アイオワ・ステイト大学

 ここにきて、ラインメンの指名。6−8、339パウンド。でかい。デカ過ぎる。現時点でコルツ最長身&最重量かもしれん。

 で、スカウティングレポートを読むと、さすがに「デカいだけ」とまでは書いとらんが、それを匂わすような文章ではある。その体格に伴うべき、あるいは、その体格を活かすような運動能力、機動力とか俊敏性は無いっぽい。テクニックに関しては、不明。

 正RGが抜けたので、その後釜としての指名かなとも思ったが、ガードにしてはデカすぎる、というか機動力不足のようにも思う。今時のラインメンで機動性皆無では話にならんので、何とかするつもりなのであろう。

 つか、正Cも抜けてんだよな。さすがに、Cという感じではない。

 ちなみに、「アイオワ大学出身」という事になっているけど、元々は「プリンストン大学」。最初の3年、つーか、コロナがあったので最初の4年間(2020〜2023)はプリンストン大学で、最後の1年(2024年)のみアイオワ大学。最近多いな、こういうの。

 親類縁者にはバスケットボールプレイヤーがうじゃうじゃいる。実際、その絡みでプリンストンに行ったのかもしれん。で、「動けないので、フットボール転向」みたいな。

 TE転向まで視野に入ってるかも。

 てか、4巡127位はGM指名だろうがよーーーーーー。


 5巡151位 DJ・ギデンズ RB カンザス・ステイト大学

 ここにきて、謎のRB指名。いや、いるだろ、RBなんて、うじゃうじゃ。支配下にも支配外にも。

 ハイライト映像を見た感じだと、パワータイプでもスピードタイプでもなく、なんつーか、体幹タイプというかバランスタイプというか、そんな感じ。タックルされながらも、微妙に芯をはずして、ダウンせず、何とかエクストラヤードを稼ぐ、そんなタイプに見えた。似たようなタイプは、色々いるような感じもするが、パッと思いつかん。パチェコとかが、そんな感じかもしれん。でも、パチェコはもっともパワー寄りかな。いや、気合と根性寄り。ああいうパチェコみたいな「気合と根性と情熱、エネルギッシュ」は、ギデンズには感じない。もっと「ちゃっかり」みたいな感じ。「おっとっと、倒れない倒れない」みたいな感じ。

 同じプレイスタイルがNFLで通用するかは、分からん。少なくとも、トップレベルのRBはそういう走り方はしない。

 スカウティングレポートにも似たような事が書いてある。特筆すべきは「ファンブルが少ない」って事かな。過去2シーズン、428キャリーで1回のみらしい。テイラー君、教えて貰え。技術は後輩から学ぶべし。

 あと、「パスプロが苦手」みたいな記述もある。まあまあ、そのへんはね。

 てか、5巡151位はGM指名だろうがよーーーーーー。


 6巡は二つ、189位と190位の連弾。190位はお得意のトレードダウンで増やした奴。ほんと、好きだよね、こういうの。奏功しないけど。


 6巡189位 ライリー・レオナルド QB ノートルダム大学

 「レオナルドよ、もう一度」、であるが、QB。謎のQB指名。

 ノートルダム大学出身とあるけど、こちらもトラヴィス同様、最初の3年はデュークで、最後の1年だけノートルダム。アイリッシュの皮を被ったブルーデビルである。

 なんか、最近多いよね、こういうの。ルール的な特典があるらしいけど、お前ら、それでいいんかい。「仲間」とか「友情」とか「青春」とか「友と過ごした4年間」とか、そういう事の方が大事じゃないんかい。掛け替えのないものじゃないんかい。NFL行きに有利なのでノートルダム行きます。それでいいんかい。で、6巡189位。よしっ。

 こういうの見てっと、「ほんと、アメリカ腐ってるな。」と思う。近い将来、日本もそうなるけど。

 さて、肝心の、って訳でもないけど、レオナルドの実態、というか実力であるが、さすがにスカウティングレポートを読んだだけでは全然分からん。「ブリッツが来た時、安全第一」とか「3rdダウン・コンバージョンの数字が悪い」とか、色々書いてあるけど、それも色々あるからねえ。まあ、6巡で指名されるような、そういうQBなのであろう。

 ハイライト映像を見た感じだと、スローイングフォームがちょっと気になる感じもなくはないが、それはそんなに大きな問題ではない。

 また、私が昨年からQBスカウトの唯一の指標にした「試合数」であるが、こちらは43試合出場37試合先発なので、十分合格点である。パス成功率は63.7%。こちらも十分合格点である。

 まあ、QBは実際見てみないと、スカウティングレポートだけでは全然分からないから、これ以上の事は何とも言えない。

 当面はエーリンガーとの争いかな。って、思ってたら、エーリンガーは2024年で契約切れ、2025年はデンバーと契約してた。ちなみに、1年1.33ミリオン。

 レオナルドは、「3人目のQB」として、とりあえずロースターは安泰か。いや、いんですよ、先発奪っても。リチャードソンとジョーンズの2人、ぶち抜いて、先発奪って貰っても全然構わないんですよ。いや、むしろ、大歓迎です。ブレイディコース大歓迎です。ドラフト順位も近いし。

 ちなみに、ウィキ情報によると、「レオナルドはクリスチャン」だそうです。大概、そうだろが〜〜〜。

 てか、6巡189位はGM指名だろうがよーーーーーー。


 こんくらいにしとくか。あと二つ残ってけど、疲れちった。

 そういえば、前回の記事で「Lovecraft」を「愛の力」って訳しちゃったんだけど、その後、嫌な予感がして、調べて、というか確認してみたら、「craft」には「工芸」とか「技術」とかいう意味しかなく、どこをどう調べても「力」という意味はなかった。

 「あれ、どういうこっちゃ。確か『力』という意味があったと思うんだが、」とちょいと考えたら、気が付いた。ドイツ語の「kraft」と勘違いしてた〜〜〜。まあ、なんつーか、「高度な間違い」。反省しろ、バカ。

 恥ずかしいので、そのまま残しておきます。晒します。

 あと、何回か前の記事で「レクラム文庫」とするべきところを「レグルス文庫」としてた〜〜〜。こちらはヤバいので直しておきました。「レグルス文庫」は第三文明社じゃ〜〜い。

 まあ、なんつーか、その他にも間違い多いんだよね、このサイト。自分で云うな。昔の記事をごくごくまれに読み返すと、数字とか固有名詞にビックリするような間違いがある。我が目を疑うような間違いがある。まあ、校正付けてないから仕方ないんだけどさ。固有名詞どころか普通名詞でも間違えてるとこがあるからな。「てにをは」の間違いも多いし、まあ、さすがに「論理の逆転」はないと思うけど。信じたいけど。

 で、そういうところは直したり直さなかったり。いや、直せや。絶対直せよ。「気が向いたら、直そう」と思って、「気が向かないまま、はや10年」なんてザラだからな。

 という訳で、当サイトの記事には至る所に地雷が仕掛けられております。注意ましょう。「人間の言う事は、須らく疑うべし」。開き直ったな。

 いや、大事ですよ、これホントに。「人間の言う事は、須らく疑うべし」、「万事を疑え」、「人や物事を軽々に信じるな」、「何事も疑ってかかれ」。デカルトじゃないけど、これホント大事な事ですよ。この年まで生きると、ハッキリ分かる。「何事も疑ってかかる」「軽々に信じない」「人をうかつに信じない」、ホント大事な事です。小学校1年生の最初の授業にすべきだと思う。入学していきなり、「人を信じるな」っていうのもどうかと思うけどさ。でも、これハッキリ真理です。金言です。

 残り二つは次回っつう事で。バイバイキーン。なにそれ。

                           風邪が治らん。2025/5/3憲法記念日(土)
ドラフト
6巡190位以降+1
 残り二つ。子供の食べ残しを片付けるお母さんのように、ちゃちゃと片付けよう。


 6巡190位 ティム・スミス DT アラバマ大学

 なんかWRみたいな名前であるが(あくまで個人的イメージ)、DT。

 技術的フットボールIQ的には優秀であるが、体格的運動能力的に凡庸、そんな評価のDTである。特にアジリティやクイックネスに難を抱えているらしく、トップレベルの選手とマッチアップすると苦しむだろうと言われている。

 まあ、典型的なローテーション要員って感じかな。パスシチュエーションではDT、ランシチュエーションではDE、そんな感じの選手である。がんばってちょーだい。

 それくらいしか情報が無い。ウィキで調べても情報が無い。本名はティモシー・スミス(Timothy Smith)ぐらいか。いや、「ティモシー・スミス」の方がカッコよくね。

 てか、6巡190位はGM指名だろうがよーーーーーー。しつこい。


 んで、最後、7巡232位。

 7巡232位 ハンター・ウォーラー LB ウィスコンシン大学

 ポジションは「LB」と表記されているが、「OLB」か「ILB」かは分からない。

 ただ、スカウティングレポートを読んだ限りだと、「Sideline to Sideline」的な運動能力に欠ける典型的なランストップ要員で、ハッスルプレイが持ち味の気合と根性で頑張るタイプであるらしい。

 まあ、要するに、LBというよりはスペシャルチーマーって事であろう。

 ただ、大学時代はセイフティもやってたらしいので、そういう使い方も考えているのかも。

 いや、大事ですよ、スペシャルチーマーもセイフティも。そういう選手をこのへんの順位で指名しとくのも大事な事ですよ。ただし、結局今年も、純正、つうかエース級のLBの指名は無し、無し、無し〜〜〜(ジョジョ風に、あるいはカイジ風に)。

 モックドラフト的には、今年に限らず、ここ数年「LBがニーズ」とされてきたし、私もそう思っていた。今年の2巡45位なんか狙い目だったし、なんなら、かなりのリーチにはなるが、1巡14位を使っても良いとさえ思っていた。

 でも、結果、無し、無し、無し〜〜〜(ジョジョ風に、あるいはカイジ風に)。

 なんなの、どんだけザイール・フランクリンに全幅の信頼を置いてるの。日本人にとっての白米みたいなもんなの、コルツにとってのザイールって。いや、パガーノにとってのフランクリンって。なんか、弱み握られてんの。肉体関係あんの。体の相性がいいの。

 てか、7巡234位はGM指名だろうがよーーーーーー。


 以上、8名が今年のコルツドラフト、通称コルドラです。

 例年だと、この後、コルツ以外のドラフトについて寸評したりしているのであるが、今年は、前述の通り、全然予習していないので、やりません。つか、出来ません。知らん。

 知ってる選手といったら、ジャガーズが全体2位(ホント多いな、5位以内。)で指名したトラヴィス・ハンターが、その「二刀流」発言で、日本の大谷ファンの皮を被った国粋主義者どもを刺激したことぐらい。いや、お前ら、ホント敏感だな、自分がちょっとでも批判されることに。

 つう訳で、本年のドラフト雑感は終了したいのであるが、ドラフトとは直接、つか全然関係ないが、このドラフト記事を書く途中で発見した、とんでもない逸材についてご報告せねばならない。重大な御報告があります。しかも、そいつはドラフト外FAでコルツとすでに契約済みなのだ〜〜。


 ドラフト外 アジョ・アジョ WR 南フロリダ大学

 なんなんだよ、アジョアジョって。舐めんな、人間の名前、舐めんな。どっちが苗字で、どっちが名前なんだよ。なんなんだよ、富野キャラみたいな、ネーミングはよ〜。舐めんな、人間の名前、舐めんな。ふざけてんだろ、明らかにふざけてんだろ。富野なみにふざけてんだろ。ジョブ・ジョンとか、キッチ・キッチンとか、ラカン・ダカランとか、アマンダラ・カマンダラとか、ギャブレット・ギャブレーとか、ライラ・ミラ・ライラとか、スリム、デニム、ジーンとか、そういうネーミングだろ。富野信者か。

 ちなみに、ウィキで調べてみると、「本名」の記述は無し。ほんとに、それ「本名」なのか。

 ちなみに、更にウィキ調べを進めると、一応、公式には「南フロリダ大学出身」という事になっておるが、元々は「クリムゾン大学」で、その後「南フロリダ大学」、そして、その後なんやかやあって「ガーデンシティ・コミニュティ大学」に転校。学歴的には、クリムゾン(2020−2021)、南フロリダ(2022)、ガーデンシティ(2023)と、フリーターの履歴書みたいになっとる。

 バイトならともかく、って、バイトでも軽く問題だが、面接官に軽く問われるが、大学でしょ。一応名目上「学問をするところ」でしょ。単位とか、どうなってんの。つか、何を勉強してんの。してたの。

 で、大学を卒業後(?)、CFLのサスカチェワン・ラフライダーズに7巡59位で指名され、入団。

 で、そのルーキーイヤーの2024シーズンに12試合出場・20レシーブ・307ヤード・2TDsの大活躍(?)。CFLは見たことが無いので、どんな調子なのかはさっぱり分からんが、この堂々たるスタッツを引っ提げNFL入りをポスティング的に表明、コルツとのドラフト外ルーキー契約を勝ち取った模様である。1年84万ドル。

 どんな選手なのかはさっぱり分からんが、この履歴を見るに、とりあえず「腰の軽い男」である事だけは間違いないっぽい。通信簿に「落ち着きがない」とか書かれてしまうタイプか。

 その名前といい履歴といい、信用のおけないタイプであるが、とりあえずガンバッテ。サマーキャンプを生き残れ。ダメなら、お得意の転職で。

 とまあ、名前と略歴のみで酷評してしまったが、シーズンに入って、こやつが100レシーブ・1800ヤード・15TDsの大活躍をしたら、僕の全てを捧げます。ポッ。


 んな感じかなあ。

 前述したように、今ドラフトは、我が人生初めて(大げさ)、事前調査無し、マルゴシ刑事の状態で臨んだ訳であるが、やっぱつまらんな、なんも知らんと。ワシントン・ダニエルズのドラフトも大いに興味があり、結果は1巡29位でジョシュ・コンリーJr.というOTを指名した訳であるが、知識が皆無なので良し悪しが全然分からん。論評のしようがない。「んなもんかな〜。」程度である。

 やっぱ、来年は予習しようっと。極貧でも、コメを控えて、ドラフトガイド誌買おっと。コメは食わねど、ドラフトガイド。

 バイチャ。なにそれ。

                           風邪がやや治る。2025/5/9(金)
2025年
8月
シーズン展望  近所の本屋で立ち読みをしていたら、とある雑誌につのだじろうのインタビュー記事を発見した。いや、あいつ、まだ生きてたんだ。御年89歳。同年輩のマンガ家は、ほぼ天に召されている。御存命なのは、ちばてつやくらいか。ひらがなペンネームは長命なのかな。

 その他だと、他の記事でもちょいと触れた細川智栄子くらいか。あっ、そうそう、宿敵梶原兄弟もとうに死んでるしな。

 つのだじろうは、さすがにマンガ家は引退しているみたいだけど、そのインタビュー記事を読んだ限りでは、まだまだ意気軒高であった。曰く、「オカルト研究家として、いくつかある課題の一つは『死んだらどーなるか』であるが、それはもうすぐ解決しそうなので、楽しみ。」、だそうである。まあ、死ぬ事の最大の楽しみは、普通それだわな。

 話は変わって、2026のWBCについて。

 知っている人は皆知っているであろうが、来年のWBCはネットフリックスによる独占配信が決定し、テレビでは放送されないらしい。

 私はWBC、というかスポーツの国際大会には全然興味が無いので、それはどーでもいい。当サイトでも、ちょろちょろ書いているけれども、スポーツにナショナリズムを持ち込むのは私は完全否定派である。そもそもナショナリズムが大嫌いである。同じ国籍の人間の功績を、あたかも自分の功績のように感じる、同じ国籍の人間の栄誉を、あたかも自分の栄誉のように感じる、ホント不思議。図々しいにも程があると思う。

 また、個人スポーツはともかくとして、チームスポーツだと、ナショナルチームはどうしてもチームプレイが粗野になるしね。それも嫌いな理由。かつての共産圏国家のようなチーム作りなら、また話は別であるが。

 前回のWBCの「大谷vsトラウト」についてはちょいと記事を書いたが、それはあくまで「同じチームに在籍する当代ナンバー1ピッチャーvsナンバー1バッター」の対決に興味を魅かれたからであって、「日本人vsアメリカ人」に興味を魅かれたからではない。実際、どっちも応援してねーしな。

 それ以外のWBCは全然見ていない。

 それはともかく、今回の放送権、日本のテレビ各局がネットフリックスに敗北した形となった訳で、それを受けて「テレビはオワコン」みたいな論調が、ごくごく一部で盛んになっているが、それについて少しばかりの感想。

 ちなみに、「オワコン」っていうのは間違いだからな。「オワコン」という言葉は「終わりのコンテンツ」の略語である。でも、テレビは「コンテンツ」じゃないから、「メディア」だから。勘違いすんなよ。まあ、「オワコン」なんて言葉を使っている奴なんて、どーでもいいけどな。それこそ「オワコン」だよ。

 言葉の誤用はさておき、テレビとインターネット、スポーツの関係については、こういうサイトで文章を露わにしている関係上、10年くらい前から、その点についての感想はちらほら書いているので、ここでは繰り返さない。

 今回、ここで述べたいのは「テレビ」についてである。先に書いたように、このニュースを受けて、ごくごく一部で「テレビはオワコン」みたいな論調が盛んになっているけれども、私はそうは思わない。本来、テレビというのは非常に優れたメディア、あるいは最も優れたメディアだと思う。その優位性は現時点でも失っていない。

 アンテナひとつで、あるいはケーブルを引っ張るだけ(?)で、映像と音声をほぼ同時に放送できるメディアはテレビとインターネットのみであろう。ただし、インターネットには排他性が無い、寡占性が無い。これらはインターネットの強みのように語られがちだけど、一方では弱みでもあると思う。

 排他性、寡占性が無いがために、資金が集まりにくいのである。資本がバラけれるといっても良いであろう。SNSやYouTube動画を見ていて、私が常々思うのは、その貧乏臭さ、みみっちさである。そりゃそうであろう。無数は大袈裟かもしれないけど、チャンネル数がテレビとは比較にならないほど大量にあるのだから。この手の資本は、一般に「企業の広告費」だろうけど、それが大量にバラけてしまうのである。

 結果的に、それで制作されるコンテンツは、皆一様に貧乏くさく、みみっちいい。大概のYouTube番組は、カメラは一つしかないし、BGMもどっかで聴いたのの使いまわしだし、内容もパクり放題。似たような、というか、ほぼ同じ番組ばかりである。編集も、5年くらい前まではホントに酷く、素人丸出し、映像作品の最低レベルの基本知識、基本テクニックも無かったけれど、これは最近、改善されてきた。
 あと、これは貧乏臭さやみみっちさとは直接関係ないけど、サムネイルの煽り文句も、ホント酷い。三流週刊誌どころか、戦後のカストリ雑誌レベルである。

 まっ、仕方ないけどな、凡人が微かな製作費で番組を作れば、これくらいが精一杯であろう。

 最近はAIが発達しているのだから、それを利用して、映像、音楽、シナリオをほぼ一人で作り上げてしまう天才クリエイターが現れるのかなあと期待してはいるのであるが、まだまだ現れそうにない。

 とすると、それらを各専門家が豊富な資金で分業で行う映画やテレビの方に分があると見るべきであろう。

 では、何故、映画界はともかくとして、日本のテレビ業界はインターネットに一方的に負け続けているのか。理由は一つしかない。現今のテレビ業界関係者に面白い番組を作る力が全く無いからである。故に、貧乏くさく、みみっちいいSNSや各種動画配信に負け続けているのである。

 当サイトでチラチラ書いているが、私は15年程前、地上波デジタル放送に切り替わった時期にテレビの視聴習慣を失った。その直接的表面的な理由は「チューナーの購入を煩わしく思ったから」であるが、より正しく表現すれば、すなわち真の理由は、「わざわざチューナーを購入するほど、テレビが面白くなかったから」である。テレビが面白ければ、チューナーを購ってでも、いや、テレビジョン受信機を買い替えてでも、テレビを見ただろう。視聴習慣を失わなかったであろう。

 ちなみに、10年ほど前に、私はケーブルテレビに加入したので、所謂「地上波」を今現在は見ようと思えば見れるのであるが、ほぼ見てない。環那ちゃん目当てに、将棋のNHK杯を見るくらいである。

 では何故、現今のテレビ業界関係者に面白い番組を作る力が全く無いのであろうか。理由は簡単である。ペーパーテストの勝者とコネ入社だらけになったからである。

 私は30年程前、小渕優子がTBSに入社している事を知って、成程と思った。「成程、TBSが絶望的につまらない訳だ。」と合点した。最近はどうだか全然知らないけど、90年代以降、いや80年代中盤以降のTBSはホント酷かった。パクリ番組しかなかった。臆面も無くパクってた。当時のTBSで私が見ていたのは「60ミニッツ」だけ。それもどんどん深夜深くに追いやられてたけどな。佐々木かをり、好きだったなあ。そればっか。

 TBSが最も酷かった訳であるが、他局も推して知るべしであろう。かえって、テレビ東京や地方局の方がその害を免れていた、あるいは薄められていた。「モグラネグラ」とか「ヘビメタさん」「おはスタ」(吉本芸人に毒される前)、「サクサク」、そうして「街角クイズ」を発見したのはその頃である。

 ペーパーテストの勝者やコネ入社なんていうのは、人を楽しませた事や人を笑わせた事、すなわち人にサービスした事など、その人生においてただの一度も無かった連中である。むしろサービスされて当然と思っているような連中である。そんな連中に面白いテレビ番組なんて作れる訳が無い。エンターテインメントとは、どだい無縁な連中である。

 でも、入ってきちゃうんだよね、金と社会的地位につられて。砂糖に群がる蟻のように寄ってくる。自分が全然活きない職場なのに。まあ、この手の連中に活きる職場なんて無いけどさ。

 所謂、この世にいくつかある例外なき法則のひとつであるところの「人気が出ると、バカが集まる」、である。ほんと、これ、例外を見たことが無い。いかなる人間の集団、いかなる人間の組織においても、それが金と社会的地位を得られる集団や組織だと知れるや、ものすごい勢いでバカが集まってくる。そうして、その集団や組織を腐らせ、崩壊させてしまう。「大企業病」なんていうのは、その典型であろう。

 まして、テレビ局なんて、その排他性、寡占性ゆえに、そこから得られる金と社会的地位はべらぼうに高い。バカが集まるのも無理はない。その結果が、ジャニタレと吉本芸人と女子アナの跋扈とその崩壊である。当然の成り行きだったと見るべきであろう。

 「ジャニタレと吉本芸人と女子アナ」というのは、何の才能も無いのに、会社が押し売りした、あるいは市場を独占して販売した連中である。面白い訳が無い。独禁法違反だろっ。

 テレビの全盛期というのは60年代70年代である。その頃のテレビ局は、世間的にはまだまだ怪しげな業界であったし、エンターテインメント業界でも最下層であった。映画や舞台は無論の事、雑誌よりも下だった。ラジオと同等ぐらいであったろう。実際、石原裕次郎なんていうのは、テレビに出演する事を恥としてたしね。だからこそ、面白かったのである。

 もっとも、ここ最近のテレビの体たらく振りにより、ペーパーテストの勝者とコネ入社という二大バカはどんどん減っていくだろう。金と社会的地位を得られなくなったからである。
 子供がテレビ局に入社すると知った時、親は眉をしかめる、その時、テレビは面白くなるだろう。その本来の実力を取り戻すだろう。それが10年後か、30年後か、はたまた50年後か、それは私には分からないけれども。

 そんなテレビの輝かしい未来はともかくとして、目先のNFLである。目先のコルツである。9月4日の木曜日、「DAL@PHI」で開幕である。コルツは日曜日の「MIA@IND」で開幕である。

 例年だと、この時期はイヤーブックを手元においての記事作成なのであるが、上の記事にもある通り、今年はドラフトガイドを買い損ねた。それでへそを曲げて、実は金欠で、今季はイヤーブックを買ってない。ドラフトに続いて、丸腰でシーズンに臨む所存でございます。

 「シーズン展望」とかつってっけど、シーズンを全然展いても望んでもいない。そんなテンションだだ下がりの「シーズン展望」でございます。許してね。

 んで、例年通り、ポジションごとに見ていく。


 【QB】

 ダニエル・ジョーンズとリチャードソンさんの争い。公式デプスチャートだとジョーンズが一番手。

 どーでもいいちゃあ、どーでもいい。ダニエル君のクォーターバッキングはジャイアンツ時代に一回くらい見ていて、あまり良い印象は無かったと記憶している。記事はぁ、書いてないんじゃないかなあ。記憶にない。

 ダニエル君はともかくとして、「失敗ドラ1」(ダニエル君は全体6位。イーライさんの後釜を期待されてた。)が他チームで成功するつう話は聞いた事ないんだよね。私の観戦歴20年のうちでは一人もいなかったと思う。

 昨季、ダーノルドがミネソタでスタッツは残したけれども、ありゃ、どー考えてもジャスティン率いるレシーバー陣の力でしょう。スタッツでしょう。ダーノルドの力ではない。

 それだけが理由ではないだろうけど、昨オフ、ミネソタはダーノルドをリリース。予定通り、マッカーシーを正QBへ。

 一方、ダーノルドは、このスタッツが効いてか、シアトルと3年1億50万ドル(50万ドルって何?)で契約。シアトルにジャスティンがいる事を願う。

 ダニエル君も、このダーノルド同様、底の割れているQBだと私は思っているが、どーなりますことやら。

 ちなみに、私の現今のQBを測る唯一の指標、「カレッジ時代の試合数」は3年で36試合。52タッチダウン。タッチダウン数が少ないのは気になるが、まずまずか。つか、もう失敗確定だけどな。

 また、ちなみに、背番号は「17」。大谷にあやかったか。あやかってない。大学時代(デューク)が「17」だった模様。

 つか、それに争い、敗れてるリチャードソン全体4位の方が問題じゃ〜〜〜〜。


 【RB】

 テイラー様が万全。

 トレイ・サーモンはいなくなっちゃいました。現在はピッツバーグのPSにいる模様。


 【WR】

 特になんも無し。言い飽きた。

 上記のドラフトの記事で私が面白がってたアジョ・アジョは開幕直前にカット。残念。PSにも残れなかった模様。どこへ行くアジョ・アジョ。


 【TE】

 「帰ってきたショッキー」が順調に第1TEの座をゲット。つか、1巡とはいえ、「帰ってきたショッキー」とはいえ、新人に第1TEの座を開幕時から奪われる既存のTEって何。僕って何。


 【OL】

 多少のメンツの入れ替えがあるが、不安は無い。ネルソンがいるから。

 ライアン・ケリーは上記の、って訳でもないけど、ミネソタに移籍。

 以前もどっかで書いたけど、1巡18位の価値はありませんでしたな。過不足なくスターターをこなしただけって印象。不満も無いが、満足も無い。

 私はサタディ育ちなので、センターには強力なリーダーシップを求める。それがケリーには全然無かった。タイムレコーダーを押して定時に出社し、タイムレコーダーを押して定時に帰社する、って感じ。私が部長なら、速攻クビにするタイプ。

 センターは下位指名に限る。それを強く認識させられたケリーのキャリアでした。新天地でがんばってくらはい。

 後釜には2年目のタナ−・ボルトリーニが座る模様。2024年の4巡117位。安心のウィスコンシン・ブランド。こっちこそサタディか。帰ってきたサタディか。

 ボルトー二のお隣のRGには、同じく2年目79位のゴンカーブスが座るみたい。「順調に成長」って奴かあ。


 【DL】

 バックナー様を中心に昨季のメンツがそのまま残留。

 期待の超大物新人だったライアツ・ラツは昨季4サック。今季6サックなら、「順調に成長中」じゃないからなあ。10サック必須だからなあ。いや、15サックはしてくれ〜〜。 


 【LB】

 ザイールと良く知らん面々。100タックルトリオとか、すんなよ。そんなの自慢じゃないからなあ。屈辱だからなあ。こっぱずかしいからなあ。


 【DB】

 俺オールプロの記事にも書いたが、DB陣の評価は素人の私にはもはやよう分からん。ムーア御大を中心に頑張ってくれ給え。

 ちなみに、2023ドラフトの2巡44位ジュリアス・ブレンツは開幕直前にカット。現今はマイアミ所属。トホホ。


 【スペシャルチーマー】

 キッカーはスペンサー・シェラーダーに変更。後はいつものメンツ。


 んな感じ。

 シーズンを直前に控え、特に何の感慨も無い。とにかく、バラードをカットしてくれ。そしないと、何も始まらん。何も進まん。

 アーセイ−ゴードン女史の最初の仕事はバラードカットだからな。今季いかなる成績でも、来季のバラード体制は無い。スーパーボウル制覇でもだ。そんな事は絶対ないけど。

 これで来季もバラード体制だったら、理解に苦しむ。天地を疑う。いやもう、ホントに肉体関係しか理由が考えられん。体か、体の相性なのか。ピッタリなのか、サイズピッタリなのか、バラードの○○○がピッタリなのか。以下自主規制。各自、自由に妄想するよーに。

 まっ、せいぜい、がんばってくれや。

 NFL全体だと、やっぱジェイデン・ダニエルズ一択だな、私の興味関心は。どんな感じになるんやろ。どんなキャリアになるんやろ。栄光か、転落か。

 インディアンス、只今絶賛首位攻防中。 死んでも、勝て〜〜〜。


                         ぽたぽた焼にドハマり中。2025/8/31(日)

/2/3/4/5/6/7