インディアナポリス研究会コルツ部

歴史

2018シーズン

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1/2/3/4/5/6/7/8/9/10

Week5 10月11日
IND@CLE
23−32
 はい、第5週、対クリーブランドです。負けました。

 まあまあ、開幕前、私の予想では、開幕第5戦の中では最も苦しそうだと思っていたのが、このブラウンズ戦だったので、そんなにショックは無い。
 今のブラウンズは、オールプロ級のWRにオールプロ級のDE、プロボウル級のRB2枚にプロボウル級のTE2枚にプロボウル級のDTにプロボウル級のCB、ドラフト1巡上位指名のQBにドラフト1巡上位指名のLTと、顔ぶれ的というかネームバリュー的には、スーパーボウル級というかカンファレンス決勝クラスである。MADDEN的な数値評価ではトップ5のチームであろう。苦戦ないし敗戦は致し方あるまい。

 で、肝心の試合内容であるが、思っていたよりは良かった。もっと、チンチンにやられるかと予想していたが、意外に健闘していた。ただ、やっぱり痛かったのは、カスタンゾとレオナルドの欠場ではあった。試合前は、「この両者の欠場は、そんなに響かないんじゃないかな。」と甘い予想をしていたのであるが、その予想は甘かった、大甘だった。

 特に、カスタンゾの欠場が痛かった。まあまあ、さすがに控えのラインマンでリーグナンバー1のDEを抑えろちゅうのが無理な注文で、ココが完敗だった。そうして、大きな敗因であろう。

 あと、レオナルドの欠場自体は、オケレーケ改めオコリーキ(現地発音準拠型)が埋めたのであったが、繰り上げ先発したザイール・フランクリンがやっぱり駄目。あまりにスピード不足、とりわけカバー2LBをやるには致命的にスピード不足であった。ここが小さな敗因ではある。

 あとまあ、セイフティの判定とか、ネルソンのホールディングとか、一つ目のチャレンジとか、ちと審判のレフリングが厳しいというか、真面目なんじゃないのと思ったりもしなくはなかったが、まあまあ、これは致し方あるまい。

 負けたから、という訳でもないが、コルツ話はこれくらいにして、ブラウンズ話、というかメイフィールド話。

 「2018ドラフトQB監査シリーズ第2弾」という訳でもないが、ダーノルドに次いでメイフィールド管見である。

 今回、メイフィールドのゲームを1試合がっつり見た訳であるが、感想はというと、「思っていたより良くはない、だけど、思っていたより悪くもない。」である。「良い意味でも悪い意味でも衝撃を受けない、いたって平凡なQB。」といった印象である。当人はバンダナとか巻いちゃって、キャラ立ち必至みたいであるが、クォーターバッキング自体はいたって平凡である。判断力、コントロール、脚力、フットワーク等々含めて凡庸、である。

 ロールアウトしたがるというのは気になるが、背も低いし、ネイキッドの方が投げやすいというQBもいるので、これもひとつのクォーターバッキングではあろう。

 また、ドラフト時、おおいに指摘されていた、その背の低さであるが、実際、テレビを通して見てみると、そんなに気にはならない。ブリーズよりも大きいように映った。ドラフト順位を下げるほどの事では無いと思った。実際、全体1位だった訳だし。まあ、確かにラインマンの影に隠れちゃうと云えば隠れちゃう大きさではあるが。

 第3位&第3週のダーノルドと、どの辺が違うのかというと、正直言って、よく分からない。身長以外、大差ないような気もする。

 だが、しかーし、ダーノルドとの決定的な相違点は、そのサポートメンバーである。メイフィールドは恵まれている。ぶっちゃけ、もうこれ以上の上積みは見込めない。要するに、期日は迫っているのである。ペイアウトの日は近いのである。今季、あるいは来季、スーパーボウル級の結果を出さないと、その後のキャリアはズルズルであろう。同じ事は2018ドラフト組のQB全員にも云えることだけど、猶予は無い。

 という訳で、今のコルツ相手にこういうゲームをしているようだと、いささかというか、かなり不安である。今のコルツ相手なら、楽勝しちゃわないと。特に、第3クォーターでピック6が出たのであるから、その後のドタバタは、まさにブラウンズ・クオリティである。

 しかも、AFC北は上2枚が途方もなく厚い。そうして、下1枚も凶悪である。油断していると、またドアマットに逆戻りであろう。もう一度繰り返すが、ブラウンズに猶予は無いのだ。

 ピック6の話が出たので、コルツに話を戻すが、あのインターセプト、リバースがボールを投げた瞬間にテレビの前で「ダメだ!!!」って叫んじゃった。
 リバースは、今季、ここまで5試合で5インターセプトと、それを批判する声も多いが、私はそうは思わない。大半がレシーバーとかゲーム展開に原因があるもので、リバースに責任のあるものは無いと思っているからだ。ただ、このインターセプトは、はっきりリバースの責任である。このゲーム、ヒルトンにボールが集中していて、あのタイミングであのボール、はっきりリバースに責任がある。私がCBでもボールを捕りに行ったであろう。ベテランらしからぬプレーであった。

 で、このピック6で「終わった」と落胆していたら、その直後、アイザイア・ロジャースのキックオフ・リターン・タッチダウン。ドラフト時、このロジャースに対して、「お前、誰。」的な記事を私は書いたのであったが、この能力を買われていたのね。いや、おみそれしました。コルツのプレイヤーがキックオフ・リターン・タッチダウンを決めたのは、結構久しぶりな気がする。この調子で、頼んます。

 で、このキックオフ・リターン・タッチダウンやオコリーキのインターセプトだ出たにもかかわらず、結果敗戦。レッドゾーン・オフェンスについても、言いたい事はあるのだが、この問題は今季もずっと着いてまわると思うので、また別の機会に。ああ、レシーバーが欲しい、欲すい、ほしい、星井。

          2020/10/18(日) 40年振りくらいにマルシンハンバーグを食べた。美味しかった。
Week6 10月18日
CIN@IND
27−31
 メジャーリーグ・アメリカンリーグの決勝がタンパベイの3連勝からの3連敗、そうして第7戦に勝って優勝という形で終わった。タンパベイ関係者及びファンの皆様、おめでとうございます。

 って、律儀な季節の御挨拶をしたい訳では無く、私が言いたいのは、タンパベイの勝ったこの形、3連勝から3連敗そうして第7戦勝利というこの形は、かつて、私が長嶋茂雄3大ミラクルのひとつに挙げた、あの形であるという事である。3連勝から3連敗、逆の立場から云えば、3連敗から3連勝で迎えた第7戦というのは、大概追いついた側が心理的に優位に立って、所謂「勢い」で第7戦を獲るものであるけれども、長嶋茂雄は、その第7戦に負けたという事で、私は長嶋茂雄3大ミラクルの一つにしたのであるが、同様の事が、ワールドシリーズではないけれども、起こった。

 メジャーリーグでは、そもそも、この3連勝から3連敗という形が少なく、2004年のアメリカンリーグ・チャンピオンシップが唯一の事例らしいけれども(違っていたら、ゴメンナサイ。)、この時の第7戦は、3連敗からの3連勝で追いついたボストンが、「勢い」で大勝している。ちなみに、この時の第4戦の9回ウラ絶体絶命の状況から2盗を決めたのは、現ドジャース監督のデイブ・ロバーツである。

 という訳で、今回のタンパベイの結果は、「『勢い』なんて無い」と主張するセイバーメトリクス信奉者を勢いつけるものになった訳でもある。タンパベイの監督も、そっち寄りの人だしね、多分。

 ちなみに、長嶋茂雄の第7戦は、ホームの後楽園での出来事だったという事は、忘れず付け加えておきたい。また、この時の阪急も、今回のタンパベイと同様に、ポストシーズンに強いベテランの冷静なピッチングが勝利を引き寄せた事も、同じく忘れず付け加えておきたい。

 さて、話をNFLに戻すが、ペイトリオッツが、ちょっと可哀想である。選手もいなければ、練習も満足にできない。まあ、今季に限っては、シーズンキャンセルでも良いのではないかという気がする。今更、傷は付かないと思うけれども、ペイトリオッツやベリチックの様々な実績に、敗戦以下いろいろなマイナスが付加してしまうと、ちょいと不公平に思う。

 「コロナ感染のリスクは全チーム同じなのだから、ペイトリオッツだけ同情してやる理屈は無い。」と云われれば、それまでだけれども、ちと可哀想な気はする。このタイミングで、ペイトリオッツを離れたブレイディが真の勝者という事か。

 さて、いよいよコルツ話になる訳であるが、0−21からの大逆転勝利〜〜〜〜、パチパチパチパチ。

 「0−21になった時は、どうなる事かと思った。」っと、書きたいところであるが、正直、第2クォーター早々に21点差となった時は、「これ、案外イケるかも。」と実は思った。
 というのも、序盤大量リードというのは、これはフットボールに限らず、あらゆる勝負事において、リードしている側は案外難しく、リードされている側は案外簡単だからである。この大量リードという、謂わばマージンの扱いに困るのである。徹底的にリスクを避けて、このマージンを守るべきか、それとも多少のリスクを覚悟で、更なるマージンを得るべきか、判断に迷うのである。一方、リードされている側は、謂わばダメ元でガンガン攻めればよいだけであるから、とりあえず心理的にはラクチンチンである。将棋用語でいうところの「暴れる」である。

 しかも、リードしている側に正解がない。攻めたが故に負ける事もあるし、守ったが故に負ける事もある。けだし、リスク管理は難しい。お金持ちが莫大な財産を守る為、あるいは増やす為に、膨大な資金を使ってしまうというのとよく似ている。また、野球のピッチャーが「序盤大量リードは難しい」とよく云うのも同じである。

 野球でいえば、3点リードぐらいで推移するのが、ピッチャーは一番楽だろうし、フットボールでいえば、10点リードぐらいが手頃であろう。先週のブラウンズ戦は、その典型である。
 この僅差リードのパターンだと、今度は追いかけている側に心理的負担、迷いが生じる。このビハインドを維持するべきか、それともリスク覚悟で詰めるべきか、である。で、迷っているうちに敗戦してしまう。

 もっとも、序盤大量リードの場合も、追いついたら追いついたで、今度は追いついた側が、これは確実に勝ちたい、この勝利のチャンスを逃したくないと、一転守りの采配となり、結果、僅差で負けてしまうというパターンも多い。実に多い。今回のコルツもこのパターンに嵌ってしまうかと心配していたが、ブラックモンが払拭してくれた。ありがとう、ブラックモン。

 という訳で、このゲームの真のMVPは「序盤大量ビハインド」であろうが、表のMVPは、やっぱりブラックモンでしょう。今季2度目の勝利を決定付けるインターセプト、勝利を確定する男・ブラックモン誕生である。

 まあ、あの場面、セイフティ、とりわけフリーセイフティが果敢にインターセプトを奪いにいくのは、一つ間違えば、一発タッチダウンを喰らって、再逆転負けの戦犯になってしまう可能性もなくは無いが、まあ、ズルズル下がってタッチダウンを喰らってタイムアップよりは、仮に一発タッチダウンを喰らっても、時間を残して再々逆転に賭ける方が得策だと思うので、あの判断は正しかったと思う。

 っていうか、獲っちまえばコッチのものである。オールオッケーであろう。

 っていうか、これでもう、フッカーの帰ってくる場所は完全に無くなっちゃったなあ。スター誕生だよ。勝手に私が懸念していたオープンフィールド・タックルもまずまずだし、何より勝利確定男だし。フッカーとの再契約は無いなあ。控えでよいなら、契約してもよいよ。でも、トレード出来んかなあ〜〜。ドラフト時の評価の余韻は、まだ残っている筈だから、3巡くらいくれんかなあ。いや良いセイフティなんですよ。フリークなんですよ。ケガさえしなけりゃね。

 あとまあ、コルツサイドで気になったのは、デマイケル・ハリスかな。ちょっと面白い動きしてた。「帰ってきたスプロールズ」の可能性を感じた。積極的に使っていって欲しい。

 あと、ザイール・フランクリンはやっぱり出番減少。まあ、フランクリンを使うなら、ニッケルパッケージだよね。

 オコリーキは、順調なのであるが、なんつーか、完全にレオナルドとポジション、というかプレイスタイルが被っている。レオナルドの嗅覚をやや鈍くした感じである。パスカバーにしても、ブリッツにしても、ランストップにしても、である。
 この両者を並べるというのも、大変魅力的ではあるが、スキーム的には不安も感じる。オコリーキやレオナルドと組ませるのは、ウォーカーのようなアシストタイプの方が適任なのかもしれん。かもしれん。レオナルドが怪我がちという点を考慮すると、思い切って、大変思い切ってではあるが、レオナルド放出も手かもしれん。かもしれん。トレードなら1巡確定だろうし。

 しかしまあ、ライク時代になって以降、ディフェンスの選手は、ことごとく当たるな。バラードが偉いのか。エバーフルズが偉いのか。

 あと、ロック・ヤ=シン、ジャーマン・スープレックス決めてた。当然アンネクサリー。ドラフト時から、強烈に臭いを放っていたけど、プロレス志向がハンパ無い。完全にロック様2世狙っとる。ファスト&ファリアス狙っとる。つかもう、その名前、完全にリングネームだろ。猪木が闘強導夢に呼ぶわ。でも、馬場は新春ジャイアントシリーズに呼ばない。
 
 あと、試合開始早々のひとりファンブルフォースで序盤大量失点の遠因を作ったジャック・ドイルは3レシーブ1タッチダウン、そのチーム内ライバルのトレイ・バートンは4レシーブ1タッチダウン1ラッシング・タッチダウン。このゲームでは、バートンの判定勝ちといったところか。
 ところで、ナイナーズ戦を何とはなしに見ていたら、ジョージ・キトルは、ここ3年くらいで最もRACを稼いだタイトエンドなんだと。そうなんだよ、それなんだよ、レシービングTEは。ドイル、バートン、両者ともに、それが無い。捕って終了。まあ、捕れるだけマシか。

 こんなところで、コルツ話はひとまず終了して、今季恒例の「2018ドラフトQB監査シリーズ第3弾」。って2018ドラフトじゃないけど、番外編って事で、ジョー・バーロー管見である。

 このバーロー、1試合丸々見て、まず思ったのは、「なんか、えらい落ち着いてやんな。」って事である。普通、ルーキーQBというと、多かれ少なかれ「ドタバタ感」が見て取れるのであるが、このバーローには、それが全く無い。堂々としているっていうのとはちょっと違うが、良い意味で淡々とプレイしている。ちなみに、私が今まで見てきたルーキーQBでもっともドタバタしていたのは、トリビスキーであった。それとは、いかにも好対照である。

 クォーターバックというポジションは、良し悪しはあるものの、ドタバタしているよりは、落ち着いている、あるいは冷静、あるいは不感症の方が良い事が多いので、そういった意味、少なくとも性格的には期待できると思う。「三代目ジョー・クール」を襲名するかもね。

 一方、クォーターバッキングであるが、典型的な「任務遂行型」とみた。この「任務遂行型」の対になるのが「アドリブ型」で、代表的なのは先週のメイフィールドとか、なんといってもブレット・ファーブである。
 一方、「任務遂行型」の代表は、カート・ワーナーとかイーライ・マニング、そうして、その一つの頂点、極端がフィッツパトリックである。アーロン・ロジャースなどは「任務遂行型」であるが、彼の場合は、「アドリブをしたい任務遂行型」といったところであろう。でも、アドリブすると悪い結果が出ちゃうタイプである。

 「任務遂行型でありながら、アドリブも出来る」代表は、なんといってもジョー・モンタナである。なかなかいないタイプではある。ちなみに、我らがペイトン・マニングさんは、勿論、なんといっても「アドリブ型」、その一つの究極である。だって、全部決めてんだから。

 「アドリブ型」というよりは、もはや「ジェネラル型」といってよいのであろうが、まあ、賛否両論のあるスタイルであり、現下のNFLでは否定されているスタイルではある。私もマニングさんのノーハドル・オーディブルで育った口ではあるけれども、賛否を問われれば、心情的には肯定派であるが、最後的には否定派に傾く。
 まあ、やっぱりひずみのあるスタイルではあると思う。確かに、理論的には正解で、最強のシステムなのだろうけれども、現実的な運用となると、ひずみが多い。例えは悪いが、原子爆弾(広島、長崎の皆様、ゴメンナサイ。)みたいな兵器であると思う。

 で、話をバーローに戻すと、「冷静」かつ「任務遂行型」って事で、コーチやOCに実績が左右されるタイプであると思う。良いコーチやOC、とりわけ戦術的なOC、モチベーター・タイプではなく、戦術的なOC、それも革新的な戦術のOCに恵まれたら、時代を代表するクォーターバックになるかもしれない。その可能性は感じる。

 そのほか、シンシイ話だと、やはり、ティー・ヒギンズか。活躍してたな。6レシーブ125ヤード。まあ、それはそれで別に良いのであるが、なんか、今季、ルーキーWRは、みんな活躍してんな。チェイス・クレイプールあたりまで、活躍してるしよ。まさか、ババ引いたんじゃないだろーな。ええ、バラードさんよ。

 また、ドラフト時、私が欲しがっていたローガン・ウィルソンは、その姿を確認できず。残念。

 って、いったところが、試合評であるが、来週はバイウィークでお休みである。ケガ人、特にレオナルド、帰ってこーい。

 まあ、レオナルドの帰還はともかくとして、今季のコルツは、ここまで6戦して4勝2敗。内容的にはともかく、展開的には6連勝も有り得ただけに、ちょいと惜しい気もする。無論、上出来とも云える。

 で、バイウィーク明けの10戦であるが、5勝したい。9勝すれば、プレイオフも視野に入ってくると思う。ただし、マッチアップ的には結構厳しい相手が多いので、5勝はギリギリの皮算用だとも云える。BAL、GB、PIT、この3戦のうち、どこかで1勝したい。さすれば、5勝は見えてくると思う。相性だけはいいBALあたりが狙い目か。第16週のPIT戦で今季終戦だけはゴメン。せめて、第17週まで楽しませて。

 でもまあ、今のコルツ、結構良いチームに仕上がっている。オフェンスをクリエイトできるWRがいたら、スーパーボウルまで行っても、おかしくはないチームではある。マーカス・ジョンソンが覚醒するのか。いや、しない。

 あと、やっぱり、ジョナサン・テイラー級のRBがもう一枚欲しい。テイラーひとりでは、やっぱりキツイ。

                              2020/10/22(木)
 
Week7 10月25日
SNF
SEA@ARI
34−37
 点差的にではなく、内容的に二転三転した試合。スーパーボウルでこういう試合だったら、TVスポンサー関係者等々はニンマリであったろう。まあでも、これもサンデーナイトだったけどね。

 いろいろトピックスの多いゲームであったが、まずは何といってもこれ。ゴールライン付近でインターセプトしたブッダ・ベイカーのリターンを、後ろから追いかけていったメカトーフがゴール前10ヤードで追いついて、タックルしちゃったシーンであろう。私の過去15年のNFL観戦歴で最も驚いた、衝撃を受けたシーンである。

 いや、DLやLBのリターンをWRなりRBなりが追い付いてタックルするというのは、ままあるけれども、セイフティとはいえDBのリターンを追いつくというのは初めて見た。しかも、WRだから、追いかけ始めた時点では、ベイカーの後ろにいた訳である。まあ、要するに、ベイカーが90ヤード走る間に、メカトーフは100ヤードぐらいは走ったという事である。いや、これ、結構衝撃的でしょう。100ヤード走で10ヤードって、なかなか差は付かないよ。単純にビックリ。

 で、思わぬところで鈍足ぶりを全米に披露しちゃったベイカーであるが、もちろん鈍足では無く、期待の若手ストロング・セイフティである。解説の村田さんは、ポラマルに比していたけれども、コルツファン的には、やはりボブ・サンダースに比したい。そうして、心配したい。

 この試合でも、度々その鈍足、ではなく、スクリメージ付近でのハードヒットを披露していたが、やっぱり心配してしまう。怪我するよ〜〜。それも相手ではなく、自分が。DLやLBと違って、セイフティは助走が長いので、鈍足といえど(しつこい)、ハードヒットになってしまう。マスコミ受けファン受けは良いだろうけど、ボブ・サンダースを失った悲しみを知るコルツファン的には、おおいに心配してしまう。

 次は、今季恒例「2018ドラフトQB監査シリーズ番外編第2弾」、カイラー・マレー編である。

 そのプレイっぷりを、今回初めてじっくり見たけれども、まずは何といっても「ちっちゃい」。メイフィールド編のところで、「メイフィールドは噂ほどは小さくない。」みたいな事を書いたけれども、こっちは「噂どおり小さい。」。いや、ちっちゃいよ、ヘルメットとボールがえらく大きく見えるもの。まあ、ヘルメットが白でユニフォームが黒なので、そういう色彩的効果もあるのだろうけれど、やっぱりちっちゃい。

 あと、これは、ラッセル・ウィルソンも同様だけど、手が小さい。ボールのスパイラル以前に、ファンブルが気になる。

 で、肝心のプレイ振りであるが、正直、物足りなさを感じた。プレイスタイル的にはラッセル・ウィルソンと瓜二つだけど、状況判断やコントロール等々、一枚二枚も格下のように、私には映った。

 あとまあ、この手のQBでやっぱり気になるのは、「どうしても足に頼りがち」という点である。「いざとなりゃ、走りゃいいや。」という感じが、そのクォーターバッキングにはっきり表れている。そういう心持ちでクォーターバッキングをしていると、どうしても「ディフェンスへの読み」や「コントロール」が甘くなる。「ギリギリまで読もう」とか、「スモールウィンドウにきっちり通す」という気持ちが薄まる。

 ちなみに、ラッセル・ウィルソンの偉いのはこういうところで、ウィルソンは、そのへんの甘さが無い。「いざとなりゃ、足。」という気持ちは見られない。あくまで、「スクランブル」の足である。

 で、その肝心の足であるが、無論ヴィックとは比較にならないし、キャム・ニュートンと比べても落ちると思う。正直、武器にはなっていない。

 そういった諸々を勘案して、総合的な結論としては、「ブリッジウォーターより上、キャム・ニュートンより下」といった感じである。私がGMだったら、指名しない。まして、前年、ジョシュ・ローゼンを指名しているのだから尚更である。よほど、ローゼンにはらわた煮えくりかえっているのなら話は別だが、フランチャイズQBとしては、ちょっと厳しいように感じた。

 で、話はちょっと変わるが、現地の放送で、このカイラー・マレーがMLBに全体9位で指名されていると紹介されていたが、いや9位だったのね。
 9位で野手といったら、相当打つという事でしょう。「守備が上手い3割バッター」ぐらいじゃ、全体9位って事は無いであろうから、30発40発打てるバッターという事なのだろう。
 いやまあ、MLBのドラフト事情は全然無知なので、まるで違うのかもしれないけど、ちょっとビックリした。野球でドラフトされているのは知っていたが、9位とは知らなんだ。でも、NFLで1位、野球で9位って、結構な記録なんじゃないの。なかなかいないと思う。

 しかし、野球で9位だったら、総合的な収入&ケガの重症度等々を勘案して、私なら野球を選ぶなあ。まあ、アメリカでQBやっている人間に、そういう選択はないだろうけど。

 カイラー・マレー話はこれくらいにして、次はフィッツジェラルド。レシービングヤードやレシーブ数が、もう歴代2位らしい。歴代1位のジェリー・ライスがモンタナやスティーブ・ヤングといった殿堂入り級のQBと組んでいた事を考慮すると、事実上の第1位といって良いのかもしれない。

 フィッツジェラルドで思い出すのは、スーパーボウルでの逆転タッチダウンは無論の事、私的には、MADDENである。

 私は、MADDENで、最初は無論コルツ、次はカージナルス、次はブラウンズ、次はライオンズでフランチャイズモードを楽しんだのであるが、カージナルスで、フィッツは大活躍したよ。ボルディンとのコンビは最強だったよ。あど、エイドリアン・ウィルソンが引退した時も悲しかったなあ。翌ドラフトで、慌ててセイフティを指名したよ。あと、名前忘れちゃったけど、LBで凄い頼りになる選手がいた気がする。誰だったのだろう。

 ちなみに、次のブラウンズで、3シーズン目には、ほとんどオリジナルの選手がいなくなってた。皆クビにしてやった。アンドレイ・デービスぐらいしか残っていなかった気がする。ブレイロン・エドワーズとケレン・ウィンスローJrは残っていたか。あと、プールとジョーンズのセイフティ・コンビぐらいか。そういえば、ウィンスローのTEは無双だった。

 で、次のライオンズは、2シーズン目にバグって終了。そこで、私はMADDENと離れた。また戻りたいなあ。でも戻ったら、全てを喪うしなあ。いや、マジで。

 って、何だかフィッツジェラルドの話ではなくなってしまった。ちなみに、フィッツジェラルドは、私がそのルーキー時代を知らない数少ない現役選手のひとりである。あとは、ブレイディ、ブリーズの両巨頭だけである。あと、ウィッテンか。一回引退しているから、2019シーズンがルーキーイヤーと云えなくもないが。

 そのほか、カージナルスの選手で気になったのはというと、チャンドラー・ジョーンズ。現役最強エンドの座をマイルズ・ギャレットと争っている選手なので、じっくり観察したいと思っていたが、残念、欠場。またの機会に。

 で、もうひとり注目していたのが、昨ドラフトの目玉、アイザイア・シモンズであるが、姿は見えず。こちらも欠場なのかなと思っていたら、最後の最後で出てきた。

 確かに、あの体であの運動能力っていう意味では、いろんな夢を抱いてしまうだろうが、現実的に、どのポジションが最適かというと、難しい。まあ、理想的にはDEなんだろうけど、体重的にやや軽いか。でも、LBはSには勿体ないだろうし、CBとしては小回りが利かなそう。案外、TEがベストなのかもしれぬ。っていうか、バスケットボールが一番かもしれない。

 あと、アリゾナが2ミニッツに入ってから、ランを多くコールして、逆転の遠因になっていたけれども、あれをライクにもやって欲しいんだよなあ。2ミニッツからのランって結構効くんだけど。思ったより、時間も消費しないし。

 って、最初のメトカーフを除いて、カージナルスについてばかり書いてきたけど、最後にシーホークスについて。

 ライトとワグナーのLBコンビ、まだやってたのな。10年近くコンビを組むラインバッカーって、今時珍しい。貴重。マルコム・スミスはいまいずこ。

 あと、DCのケン・ノートンの父親は元ヘビー級世界チャンピオンのケン・ノートンだって事が紹介されていたけれど、父親がボクシングの世界チャンピオンって、凄くね、ってか、怖くね。二重に怖いわ。ハチミツかけ大福みたいなもんだわ。あるいは、船上プール。

                    最近、やたらとモノを落とす。2020/10/30(金)
Week8 11月1日
IND@DET
41−21
 で、ライオンズ戦なのであるが、画面が青いわ。両チームともにイメージカラーが青なので、画面のあっちこっちが青だらけだわ。オールブルーかっ。同じイメージカラーが青でも、ジャイアンツの赤とかシーホークスのグレーみたいに異なる色も配されていれば、また違うが、両チームともに青一本槍。目が青いわ。

 で、話は大きく変わるが、日本のNFLのTV放送について。各局がNFLから手を引いて久しい。かつては、それもそんな昔の事では無い、各局、つうかGAORAとG+とNHKBSの三局が争うようにNFLを放送していて、1週全16ゲーム中10ゲームぐらいが日本でTV観戦できた。バイウィーク中になれば、14ゲーム中10ゲームである。結構な比率である。

 したがって、コルツのような強豪、あるいはカウボーイズのような人気チームだと、年間16ゲーム中13ゲームくらいは日本でTV観戦できた。まあ、ブラウンズやライオンズみたいなチームだと、その比率は減るであろうが。

 もっとも、最近では、某凶暴動画サイトで全ゲームが観戦できるし、ゲームパスやDAZNもある。そういった意味では、当時より視聴環境は整っているとも云える。私的にも、コルツのTV放送が無くて、イライラする事は無くなった。
 だがしかーし、それらは、DAZNを除けば、現地放送をそのまま流しているだけである。日本語の解説は無い。まあ、日本語の解説の巧拙はともかくとして、それはやっぱり、特に初心者には必要だと思う。世の中、「便利になったようで、不便になっている。」という事は多々あるけれども、その一つであると思う。

 さて、ライオンズ戦であるが、今季初の40点台の得点で楽勝、とまではいかないが快勝。パチパチパチパチ。どっちに転ぶか分からないなあと思っていたカードなので、まずは一安心。

 その快勝の真の主役はディフェンス陣だろうけど、表面的にはこの二人、ハインズとウィルキンスである。通称「契約期間4年中3年目で、ジョナサン・テイラーが台頭してきて、クビがうすら寒くなっているコンビ」である。

 その一人目、ハインズであるが、このゲームで2タッチダウン&ムーンサルトっぽい前宙を決めてた。完全にハイライトフィルム狙ってた。まあしかし、あの前宙をフットボールギアを装着しながら決められるっつうのが、NFLプレイヤーの恐ろしいところではある。アキレス腱、切んなよ。

 大昔、私の中学時代、体育の先生が、生徒におだてられて、バク宙したら、アキレス腱を断絶、半年くらい休校していた。体育祭の時、松葉杖をつきながら、学校に姿を見せていたのは、笑った。そんな故事を思い出した。

 しかし、セレブレーションで怪我したら、労災認定されないんだろうな、やっぱし。

 で、二人目、ウィルキンスであるが、こちらはキャリアハイの20キャリー、89ヤード、1TDである。まあ、プレイスタイル的には、何も変化向上はなかったので、私的には何の感興もないのであるが、来季のクビは幾分つながったであろう。

 というか、何故にジョナサン・テイラーは出てこない。ケガでもしてんのかなと心配したが、4th&1的なシチュエーションじゃあ、出てくるし、あのコンビを使う戦術的な理由でもあったんか。謎。まあ勝ったから、いいけど。

 で、真の主役、ディフェンス陣であるが、このゲームもカバー2が機能、つか躍動。フロント4がプレッシャーをかけて、バック7がインターセプト、あるいはバック7が厳しくカバーして、フロント4がサック。完全に機能している。いや、もう完成体といって良いかもしれない。

 あと、何気に「ブリッツ多め」も良い事だと思う。ダンジー&コールドウェル時代は、ブリッツがほとんど無く、イライラさせられたものであるが、そのイライラは今は無し。ダンジー&コールドウェルのように、カバー2というスキームに殉じる義理は無いのだから、有効ならばガンガン使えばよいと思う。

 で、そのブリッツの主役でもあるレオナルド様。いや、もう言う事ないよ。世界一上手い(当社比)と云われるパンチングも見せつけたし、もうパーフェクト・ラインバッカーだよ。PSだよ。ドラフト時、「劣化版ディオン・ジョーンズ」とか評して、ゴメンね。「完全体ディオン・ジョーンズ」だよ、あんた。どこぞの企画の「もう一度2018ドラフト」みたいので、全体3位指名になっていたけれど(5位だったかな、)、ホントその通りだよ。

 でも、2巡でこの選手を獲れたのって、コルツドラフト史上最大のヒットなんじゃねーの。マニングの場合は全体1位だし、フリーニーも一本釣りちゃあ一本釣りだけど、曲がりなりにも1巡だし、2巡36位でレオナルドって、最大のヒットだと思う。まあ、199位のブレイディには逆立ちしても、勝てませんけどね。

 そうして、このゲームの華、ピック6を決めたケニー・ムーア2世。いまや、NFLで最も過小評価されている選手である。まっ、そういう選手、沢山いるけど。
 もう完全なニッケル職人。タックル良し、カバー良し、そうして元気者と、ポジションは違うけど、ドラフト外からの叩き上げチビッコという意味では、ゲイリー・ブラケットを思い起こさせる。契約は2023まで残っているし。張り切りーや。

 ドラフト外という意味では、TEも含めたコルツのレシーバー陣、ドラフト外ばっかり。現地の放送で、これは1巡のホッケンソンとの比較でだろうけど、コルツのTEはドラフト外ばっかしみたいなレポートがあったけど、現状WRもドラフト外ばっかしなんだよね〜。雑草レシーバー陣。スキルポジションが全員1巡プレイヤーだったマニング時代とは隔世の感がある。

 まあ、別にいいんだけどさ、活躍してくれれば。ただ、私が言いたいのは、これが戦略的にドラフトでWRを指名しないで、ドラフト外で獲得して大活躍っつうのなら、私も諸手を挙げて大歓迎なんだけど、ドラフト指名がことごとく失敗しての、結果、ドラフト外活躍だから、あんまり喜べないんだよね〜。

 んで、今季のファーストピック、ピットマンが、このゲーム久しぶりに出てきたけど、3&ロングからの、しょっぱいチェックダウンのレシーブ一回のみ。んで、ゲーム終盤はお得意の反則。今回はフォルススタート。WRがフォルススタートって。ん〜む、バストなのか。ジャスティン・ジェファソンやティー・ヒギンズは活躍しとるし。今回も、ババ引いたのか。

 ピットマンの評定はしばらく措くとして、同じくルーキー、しかし、こちらは期待のドラフト外のブランケンシップ、XP、2回外していた。一昔前だったら、1ゲームで2回もXPを外したら、「エンコ詰めろ。ドス持ってこいや〜。」となるのであるが、今はそうはならない。だって、みんな外しているから。いや、あの距離は外すわ。一昔前なら、XPはオートマチックだったろうけど、今の距離だと、それはちと厳しい。ぶっちゃけ、全部2ポイント・コンバージョンの方が、統計学的には正しいんじゃないかって思うぐらいだもの。ロドリゴ、気を落とすな。心理的に追い詰められるな。アニメDVDでも買いに行け〜。

 この辺でコルツ話はひとまず措いておいて、ライオンズに話を移そう。

 まずは、スタッフォードであるが、まあさすがに「2018ドラフト」云々をやるつもりはない。ベテランだし、はっきり実績あるし。
 ただ、このスタッフォードで思うのは、こういう、いわば中位安定型のQBって、結構珍しいのではないかという事である。QBというのは、どうしても、そのポジションの性格上、評価がバストとスーパースターの両極に振れやすい。
 したがって、10年以上のスターター経験がありながら、スーパーボウル未出場というのは、結構珍しい。このスタッフォードと我等がリバースぐらいだと思う。しかしながら、リバースは、確かにスーパーボウル未出場ではあるが、プレイオフ常連だし、あわやスーパーボウルの経験もある。スターター経験10年以上でプレイオフを勝ち進んだ事のないQBは、このスタッフォードひとりだと思う。

 キャリア的に近いのは、アンディ・ダルトンであろうが、キャリア9年目にして、何やかんや理屈をつけられ、シンシイを追い出されちゃったし、そういった意味では、スタッフォードは貴重なQBではある。

 この試合も、336ヤード、3TDs、INT。十分及第点の数字である。でも、チームは完敗。これはスタッフォードに責任があるのであろうか、それとも、これがライオンズ・クオリティというものなのであろうか、私には分からない。

 話題を変える。2019ドラフトにおける私の眷恋の人ホッケンソン(アイオワ大出身。ココ重要。つか、そこが全て。)を見た。

 正直、微妙。この日は、キャリアハイの7レシーブ65ヤードであったが、その数字の是非はともかく、動き的には微妙。悪くもないけど、良くもないという感じ。

 このホッケンソンに限らず、1巡でTEを指名する事の難しさを思った。TEというのは、Sと同様、どっちつかずのプレイヤーが務めるポジションである。OTをやるにはブロック力不足、WRをやるにはレシーブ力不足、そういう選手がTEである。CBが出来るほど俊敏では無く、LBが出来るほどの体格は無い、そういう選手がSである。

 そういうポジションに、1巡下位はともかく、1巡上位は正直厳しいと思った。1巡上位指名のTEで、私がナルホドと思ったのは、過去、ケレン・ウィンスローJr.ただひとりである。というか、ウィンスローの場合は、父親がTEだからTEをしていただけで、能力的には、ハッキリWRである。あとはトニー・ゴンザレスなのであるが、ゴンザレスでも13位だしね、上位ちゃあ上位だけど。1巡8位でホッケンソンは、正直厳しいと思った。 

 TEやS、OGといったあたりのポジションだと、例えばウィンスローやクェントン・ネルソンのようにブッチギリ1位評価、それもン十年に一人みたいな逸材ならともかく、通常の1位、といったらおかしいけど、普通の1位評価の選手では1巡上位は厳しいと思う。1位評価のTEやSなら、2位評価のWRやDEにいくべきだと思う。まあ、ニーズもあるから、一概に断言は出来かねるけれども。

 コルツの2016ドラフト1巡18位のライアン・ケリーも、熱望していた私が云うのも何だが、あれも当時のOL陣がニッチもサッチもいかない状態だったので、仕方なしというか、強烈なニーズでの1巡指名だったので、本来ならセンターは下位で補えるポジションである。
 実際、その2016ドラフトでコルツが7巡248位で指名したオースティン・ブライスが、今ラムズでスターターをしているけれど、本来それで十分なポジションなのである。

 気が滅入ってきたので、話を変えて、ダショーン・ハンドについて。この人、私がかつて購った高校フットボール雑誌の表紙を飾っていた。当時の全米、全ポジションを通じて、ナンバー1プレイヤーだったのである。だから、表紙を飾っていたのである。で、オラオラ状態でアラバマ入学も、その後の4年間で、理由は分からぬが、凋落、結果4巡114位でライオンズ入り。

 この試合を見ていたら、結構頑張っているみたいなので、安心した。いや、別にそこまでの義理は無い。でも、今季ここまで7ゲームで0サックか。う〜む、来季は厳しいかな。

 こんなところで、話を終わりにしたいが、これでコルツは5勝2敗、シンシイの頑張りで(シンシイ、エライ!!)、テネシーが負けたため、同率地区首位浮上。パチパチパチパチ。
 んで、来週、つかもう今日だけど、試練の3番勝負第1弾ボルチモア戦であるが、相性だけで勝たせてくれ〜。中身は要らん、結果だけが欲しい。ほすい。星井。

 最後にひとつ。パスカルのパス失敗(レシーブじゃないよ、パスだよ。)のシーンで、現地の放送局が、解説のジェームズ・ロフトンのコルツ戦でのパス成功のシーンを早速放送していたが、相変わらず用意いいな。ヤラセか。八百長か。ライクに袖の下握らせてんのか。

                          2020/11/8(日)

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