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<1/………/11/12/13/14/15/16/17/18/19>

A.Castonzo
たっちだうん
せれぶれ~~しょ~ん
 アンソニー・カスタンゾである。2011年のドラフト1巡22位の指名という事で、現役のコルトとしては、ポリアンの指名した最後の選手である。そのほか、現役のNFLのプレイヤーとしてはベシアやギャルソンなどがいる。

 2011年のドラフトという事で、指名された段階では将来ホール・オブ・フェイム間違いなしのペイトン・マニングのブラインドサイドを守る気マンマンであったろうが、結果的にはただの一度もペイトン・マニングのブラインドサイドを守る事はなく、意気消沈気味であったが、翌2012年にコルツはアンドリュー・ラックの指名に成功、こちらは将来ホール・オブ・フェイム間違いなしかは、まだ微妙であろうが、とにかく一流クォーターバックのブラインドサイドを守る事となる。

 席替えで、クラス一の美人の隣を首尾よくゲットしたものの、その当日にその娘が転校、意気消沈していたら、翌週転校してきた娘がなかなかの美人で、そのまま彼の隣の空席に座る事になった男子に似ている。って、似てないか。

 まあ、この辺の事情はよく分からないが、LT的にはやっぱり一流QBのブラインドサイドを守りたいのではないだろうか。「プロなんだから、美人でもブスでも等しく守れよ。」という意見もあろうが。でも、テンションは変わるんじゃないかな~。

 さて、その問題のパフォーマンスであるが、対外的にはあまり評判はよろしくない。パガーノ時代のコルツへっぽこパスプロの象徴みたいな扱いになっている。
 もっとも、わたくし個人的にはカストンゾの評価はそんなに低くはない。十分及第点だと思う。パガーノ時代のコルツのへっぽこパスプロの真因は、当時のコルツコーチ陣の出鱈目OLコーチングにあるので、カストンゾ個人に責任は無いと思う。
 実際、普通にコーチングした2018シーズンはリーグベストのOLといわれるまでになっている。欠場も少ないし。そういった意味では、安心のボストン・カレッジ・ブランドとも云える。

 ちなみに、2011年ドラフトのLTプロスペクトは、タイロン・スミス(9位、ダラス)、ネイト・ソルダー(17位、ニュー・イングランド)、カストンゾ(22位、インディアナポリス)、ジェームズ・カーペンター(25位、シアトル)、ゲイブ・カリーミ(29位、シカゴ)、デレック・シェロード(32位、グリーンベイ)となっており、指名順通りの結果となっている。LTの指名が比較的簡単といわれるのは、このような結果を見ても分かる。

 当時の私は、タイロン・スミスは指名順位的に諦めていたものの、ソルダーかカストンゾで迷っていた。気分的には、安心のボストン・カレッジ・ブランドという事でカスタンゾ推しであった。
 結果的には、17位でペイトリオッツがソルダーを指名し、個人的にはソルダーを勝手にライバル視していたのであるが、結論はもうちょい先かな。さすがに、タイロン・スミスには敗北決定であろうが。でも、カリーミやシェロードを指名しなくて本当に良かった。さすが、ポリアン。

 つー訳で、先にも書いた通り、カストンゾのパフォーマンスには不満はないのであるが、唯一不満を挙げるとすれば、リーダーシップの無さである。ポジション的にオフェンシブラインをぐいぐい引っ張って欲しいのであるが、そういうものはテレビ画面を見る限り、伝わってこない。黙々と自身のプレイに徹しているだけのように映る。前任者のタリク・グレンがラインのまとめ役という感じだっただけに、私には不満がある。

 もっとも、写真で紹介したように、案外おちゃらけキャラっぽいので、優等生的なリーダーっていうタイプではないのかもしれない。髪型的にも、ハードロックとか好きそうだし。
 この手のタイプは、年齢を重ねるごとに、意外なリーダーシップを発揮する場合もあるので、三十路に期待といったところか。

 もっとも、来オフ2020年でUFAとなるので、状況次第で、リリースも有り得るだろうが。

  ちなみに、カスタンゾで画像検索すると、カスタンゾのヌード写真が見れます。エロ厳禁の当サイトでは、絶対掲載しません。ホモセクシャルの方はご自身で検索し、お楽しみください。掲示板にアップしないよーに。いや、これ、ダチョウ的な振りじゃありませんよ。ホントにアップしないよーに。厳しく対処します。

 フルネームは、Anthony Salvatore Castonzo。サルバト~~レ。名前的にもラテン系っぽい。

 ちなみに、私は彼の日本語表記を、カスタンゾと書いたり、カストンゾと書いたり、しているが、特に理由はありません。気分的なものです。

                         2019/4/14(日)

 2020シーズン終了後に引退をアナウンス。ここ数年は、ケガにも悩まされ、オフになる度に引退が噂されてきたので、「遂に、この日が来たか。」といったところである。

 ポリアンのドラフトした最後のコルツ戦士(なにそれ)である。現コルツでない現役選手も、あとはジェリー・ヒューズぐらいだと思う。ポリアンは遠くなりにけり。ヒューズよ、粘るだけ粘れ。

 まあでも、カスタンゾもドラフトされた段階では、まさか、こんなキャリアになるとは予想していなかったろう。マニングのブラインドサイドを数年守って、スーパーボウルにも一回ぐらいは出場して、それからは、また考える、みたいな筈であったが、結果、マニングのブラインドサイドは一度も守らず。代わりに、ラックと伝説を作るかと思いきや、それも成らず。最後は、まさかのリヴァースのブラインドサイド。人生、思惑通りにならんよね。

 プロボウルは一度も選ばれず。まあ、難しいとこだよね。チームが勝たないと、評価が上がってこないのが、このLTというポジションだしね。最近は、被サック数を指標にしたりもしているが、被サックなんていうのは、どっちかというと、QB次第っていう側面も強い。つか、QBの指標だと思う。

 2009年のペイトン・マニングの被サック数なんて、たったの10回。で、そん時のLTは、あのチャーリー・ジョンソン。で、その数字に、まんまと騙されたのが、当時のミネソタ。

 カスタンゾは、そういう数値的なものについては寂しかったかのしれないが、一コルツファン的には、不満の無いLTだったと思う。キャリア晩年はともかく、キャリア中盤まではケガも少なかったしね。素直に、「お疲れさまでした。」と感謝の意を述べたい。

 引退後は、ラインマンのくせに目立ちやがり屋っぽいので、早速、パット・マカフィー・ショーには出演しそう。もう、してるんか。そうして、あわよくば芸能界入り。リアリティショーも辞さず。

 さて、芸能界に旅立った(旅立ってない)カスタンゾの後釜であるが、シーズン終了直後にも大物FAと契約せず、ドラフトでも指名せず、ファンをやきもきさせたが、結果は、まさかのエリック・フィッシャー。いやまあ、実力者ではあるけれど、アキレス腱は大丈夫なの。LTのアキレス腱って、それこそ字義通りアキレス腱じゃねーの。

 でも、バラードはケガ持ち選手でも果敢に獲りに行くな。今ドラフトのデヨーとか、昨年のブラックモンとか。現代スポーツ医学に全幅の信頼を置いているのか。

                          2021/5/17(月)
S.Day
フージャー
 本来このクラス、すなわち開幕前にカットされちゃう可能性のある選手については、いちいち選手紹介はしないのであるが、このシェルドン・デイは特別である。なぜなら、デイはジモティーだからである。
 インディアナ州インディアナポリス市出身ノートルダム大学卒業の完全ジモティーである。プロはジャガーズからナイナーズを経てのコルツなので、純正ジモティーではないけれど、準純正ジモティぐらいではある。

 今回のコルツ入りも、これはあくまで憶測でしかないが、コルツ側からのアプローチというよりは、本人からの強力プッシュという感じはする。そこで、お試し一年契約を勝ち取ったのだろう。
 そりゃ、インディアナ州、しかもインディアナポリス市出身で、プロフットボーラーならコルツに入りたいわな。宿願といったところか。

 以前、ジャック・ドイルの項目でも書いたが、NFLに限らず、プロスポーツの世界で地元出身者が地元のプロスポーツチームに入って、なおかつ活躍するのは意外に珍しい。
 かつて、なんかの記事で読んだ記憶があるが、一時期の阪神タイガースには関東出身者が多く、読売ジャイアンツには関西出身者が多いため、タイガースのベンチ裏では標準語、ジャイアンツのベンチ裏では関西弁が飛び交っていて、その記者は違和感を感じていたという。

 まあ、何でもかんでも地元出身者を地元チームに入れろとまでは云わないけれど、何らかの優遇措置があっても、面白いと思う。NFLなら、キャップヒット5割引きとかね。
 今はどうだか知らないが、かつての韓国プロ野球でドラフトに地元枠みたいなのがあったように記憶しているが、そういうのも面白いと思う。本人の為にもファンの為にもなると思う。
 スポーツマンにとって、地元チームを優勝させるというのが、やっぱり究極の夢だと思う。ラリー・バードがペイサーズのGM的な職に就いたり、マイケル・ジョーダンがシャーロット・ホーネッツ(新)のオーナーに就いているのも、同じ心理の顕れであろう。

 さて、その宿願叶ったシェルドン・デイであるが、そのスタッツをざっと見た限りでは、典型的なNTタイプ、ランスタッファーだと思う。といっても、いわゆる置石的なタイプではなく、運動量で勝負する元気者ローテーション要員といったところであろう。

 もっとも、そのチーム遍歴がジャガーズ、ナイナーズといった強力な仲間、DL陣に囲まれてのものなので、そのスタッツは鵜呑みに出来ないところも無くは無い。まあ、お隣は気心知れたデフォレスト・バックナーなので、その点はプラス材料か。シェルドン・デイの明日はどっちだ。

 ちなみに、ノートルダム大学つう事で、クェントン・ネルソンの大学時代のチームメイトでもある。チンチンにやられていたか。

                         2020/3/29(日)

 ジャイアンツの無観客試合の映像は結構ショッキングであった。私も40年近くプロ野球を観戦しているが、初めての光景だと思う。
 巨人戦は、2軍やオープン戦でも、ほぼ満員である。Bクラスが決定したシーズンの消化試合だと、稀に観客2万人みたいなゲームも無くはなかったが、無観客とか、それに近い観客数でのジャイアンツのゲームは無かったように思う。無観客の球場でゲームをしているジャイアンツ、結構衝撃的ではあった。絶後はともかく、ごく初期を除けば、空前ではあると思う。

 一方、パリーグの無観客、これは通常運転。懐かしい風景が返ってきたって感じ。「俺たちのパリーグ」、である。
 ファイターズやホークスのゲームが超満員だと、逆に違和感感じるもんな。天変地異でも起こったかと思ってしまう。逃げ出す用意しないと。

 ロッテを応援している奴とか、いまだに信じられんもんね。ちなみに、どこかで書いたと思うが、私は「オリオンズ」が、あらゆるスポーツチームのニックネームで最もカッコイイと思っている。しかも、上の名前はロッテ。ポエジーを感じる。メルヘンチックですらある。ロッテ・オリオンズ。元に戻せばいいのに。ガラガラの観客席とともに。いっそ、川崎まで。マリーンズなんて、ダサさの極み。

 ちなみに、一番面白いのは日本・ハムファイターズ。

 ちなみに、フージャーズも結構好き。と、無理矢理、シェルドン・デイの話にもって来たが、やっぱりというか、まさかというか、2020シーズンのシェルドン・デイ、ジモティ-を猛烈にアピールして、宿願のコルツ入りを果たすも、開幕早々嘆きのIR入り、10月終盤復帰したもの、コルトとしては4試合出場して、悲しみのウェイブ。コルトとしてのスタッツは、2タックル1パスディフレクト。2020のコルツのゲームを私は全部見ているが、ぶっちゃけデイの記憶はない。
 その後、ブラウンズのPSに拾われ、現時点でも一応ブラウニー。でも、ジモティ-ではない。

 「バックナー様の隣」という美味しいポジションは、デイ不在の間に急激に台頭してきたグローヴァ―・ステュワートに奪われ、あまつさえ、デイ・ウェイブ直後に、ステュワートは3年3075万ドルという中型契約をゲット。デイが獲得したかもしれない契約だったよね~。

 ケガや病気をすると、健康よりも大事なものを失っちゃうって事があるよね~~。

 しかしまあ、ウェイブする事は無かったんじゃねーの。ダイハード・コルツファンを猛烈アピールしてたし。コルツに限らず、プロスポーツチームって、意外にジモティーに厳しいよね。まあ、中日や広島みたいに、あんまり優遇するのもどうかと思うが、多少の贔屓はあっても良いと思う。興業的にもね。

 いつでも、帰ってこーい、シェルドン・デーーイ。

 フルネームはSheldon Day。そのまま、多分。つまんない。

                         2021/5/25(火)
J.Houston
レアな99番時代。
 長年、チームの中心選手として支えながら、サラリーキャップやら、年齢やら、なんやかんやの理由で、チームを去った途端に、そのチームが優勝という、笑えないシチュエーションに嵌る選手は、NFLに限らず、あらゆるスポーツカテゴリーで、まま見られるが、そのパターンに、思いっきりハマったのが、このジャスティン・ヒューストンである。

 チーフスの中心選手として、10年近くチームを支えながら、2018オフ、チーフスを去り、翌2019にコルツと契約、すると、その2019シーズン、チーフスはスーパーボウル制覇。う~む、笑えない。でも、30年経てば、笑い話になるよね、きっと。つか、コルツで優勝して~~。

 プレイスタイルは、堅実そのもの、所謂「計算できる選手」である。野球のピッチャーで例えれば、エースでは無いものの、ローテーションの2番手3番手として、時に裏ローテの頭などを担いながら、毎年確実に10勝して、気が付くと名球会が見えている、そんな感じの選手である。南海の皆川睦雄みたいな選手。って、例えが古すぎるか。

 まあ、毎年のように10サック前後挙げて、なおかつ、フリーニーやマシスのようにパスラッシュ専門ではなく、コンテインも上手い。実に頼りになるディフェンシブエンドである。パスカバー能力は未知数であるが、そこまで求める必要は無かろう。

 コルトとしてのハイライトシーンは、何といっても、移籍一年目のチーフス戦(@KC)でのゲームを決めるタックル・フォー・ロス。そん時の写真がコレ。



 こん時は燃えたね~~。10回ぐらいガッツポーズしちゃった。もっとも、この後の2019コルツはしおしおだったんだけど~。

 ちなみに、こんなのもあります。



 この怨みはらさでおくべきか~。

 まあ、翌年締結されるマホームズの超巨大契約も、ヒューストン放出の、小さいながらも、一因だろうしね。

 コルツとの契約は、今オフ、すなわち2020オフで切れる訳であるが、これから大ケガでもすれば話は変わるが、順調ならば、3年ぐらいの契約延長をしたいところである。堅実篤実って事で、インディ色も強いしね~。

 年齢的に不安視する向きもあろうが、エッジラッシャーというのは、一見、運動能力オンリーみたいなポジションに思われがちであるが、意外にテクニック重視のポジションなので、三十路でも結果を出せるポジションである。マシスがリーグのサックリーダーになったのも32歳ぐらいだったし。ペッパーズも、いい年まで現役やってたしね~。まだまだイケる。

 フルネームは、Justin Donovan Houston。

        鍋の美味しい季節になってきました。2020/10/28(水)

 上の記事にあるように、3年ぐらいで契約延長すっかなあ~と思っていたが、2020オフにあっさりリリース、結局、2021年7月31日にボルチモアと1年207万5千ドルで契約してしまいました。残念。

 2019年11サック、2020年8サックと、私的には、そのパフォーマンスに不満はなかったのであるが、現場レベルでは不満だったのかな。それとも、ルーキー二人を含めた若手エッジラッシャー陣に自信を持っているのか。まあ、さすがにキャップ的な理由はないであろうが。

 NFLファン的には、ジャスティン・ヒューストンのコルツでの2年間は完全に忘却されている、というかチーフスで優勝していると勘違いしている方が多数派であるが、違います。チーフスのスーパーボウル出場2回うち1回制覇の時、ジャスティン・ヒューストンはコルトでした。残念、イヤ残念じゃないわ。

 全コルツファンは、いや、少なくとも私だけは、ヒューストンのコルトとしての雄姿を忘れない。ありがとやんっした。

 でも、ボルチモアは、この手のベテラン、毎度拾うの上手いよね。カライス・キャンベルとかさ、サミー・ワトキンスとかさ、ヴィラヌエヴァとかさ。

                            2021/9/5(日)
C.Wentz
コルツの顔(予定)
 どうれ、俺オールプロでも書こうかと思っていたら、ビビビビックニュ~~~スが飛び込んできた。かねてより噂のあったカーソン・ウェンツのトレードである。その内容はというと、

 ウェンツ⇔2021ドラフト3巡+2022変動制ドラフト2巡

てな具合である。

 「変動制ドラフト2巡」とは何かというと、2021シーズンにウェンツが「総スナップの75%以上出場」あるいは「総スナップの70%以上出場でも、プレイオフ入り」した場合、1巡に繰り上がるという性質のものである。
 ざっくり言えば、ウェンツが活躍したら1巡、活躍しなかったら2巡というトレード物件である。プレイオフに出場すれば、2巡上位も1巡下位も価値的にはそんなに差は無いので、コルツサイド的にはどって事ないのであるが、問題は、「ウェンツが活躍するものの、プレイオフを逃すどころか、リーグ下位に沈んだ場合」である。この場合は1巡上位を失う事になるので、結構痛手にはなる。
 まあ、もっとも、「QBが活躍してリーグ下位に沈むなんて事が現実的にあり得るのか」って話であるし、そんな事になったら、「QBの価値」問題に発展するであろうし、そうなった時はそうなった時で「笑う」しかあるまい。

 まあ、現実的には、2巡上位か1巡下位の変動制ピックという話である。

 ウェンツのトレードに関しては、私はちょりっと「デッドマネーが巨額なので、トレードやカットは当分厳しいのではないか。」みたいな事を書いたが、実現しちゃいました。それも、あっさりと。ちなみにデッドマネーは約34億円(スポトラック調べ)で、実に16%のキャップヒット。勿論、不在プレイヤーなのに、である。

 もっとも、ウェンツがいたらいたで、100%不満分子になる事は必定であるし、昨ドラフトでジェイレン・ハーツを指名した段階で、タイミングはともかく、ウェンツ退団は既定路線だったのであろう。行くも地獄、帰るも地獄の、イバラの道である。

 という訳で、コルツサイドがゴネようと思えば、もっとゴネれたではあろう。まして、ゴフの一件がある。「厄介者を引き受けるのだから、1巡ぐらい献上せえ。」てな具合である。

 まあ、もっとも、あんまりゴネるのも気分は良くないので、このへん「2021ドラフト3巡+2022変動制ドラフト2巡」が上手い落としどころであったと思う。ゴフの一件と比較すると、損した感じも無くは無いが、ゴフの一件は、あれが異常なだけである。

 特に、変動制ドラフト2巡というのは、両チームのファンにとっての保険、ほどよい精神安定剤になったと思う。両チームの担当者、褒めてつかわす。

 また、あんまりゴネて、結局、トレードがご破算になり、ウェンツはカット、他チームと奪い合いで、巨額のサインボーナスが発生では、かえってゴネ損なので、そういった意味でも、この「2021ドラフト3巡+2022変動制ドラフト2巡」は手頃な対価であったと思う。
 また、イーグルスサイド的にも、コルツにトレードする事で、「ウェンツの将来を想って、コルツにトレードしました。」みたいな大噓の世間体もつくろえるしねえ~。両チームの担当者、褒めてつかわす。

 もっとも、コルツの担当者はともかく、イーグルスの担当者、普通に考えれば、GMだろうけど、これで「ウェンツ活躍、ハーツ低迷」っていう結果に終わったら、ジェファソンやペダーソンの一件もあるし、二度とNFLには戻ってこれないだろうなあ。そういった意味では、キャリアを賭けた人事だとも云える。その象徴が、この「ウェンツ・トレード」であろう。

 でも、このウェンツにゴフも含めて、あの時のドラフトのトップ2が、揃いも揃って同じような結果になるとはねえ。しかも、両者ともにスーパーボウルに辿り着いているのに。まあ、一方は未出場、他方は敗退だけど。
 でも、ドラフト時は思いもせんかったなあ。ウェンツのコルツ入りなんて。コルツとは縁も所縁もない選手だと思ってた。ライクのHC就任、ラック引退、そうしてウェンツ入団。ほんと、人生何が起こるか分からん。私も気を引き締めないと。

 でも、昨季のリヴァースといい、今回のウェンツといい、ほんとライク様々だよね。ライク人事がなかったらと思うと、ゾッとする。あの時、マクダニエルがスネてくれて、ホント助かったよ。そういった意味では、マクダニエル様々だよ。もっとも、マクダニエルがそのまま就任していたら、今頃ギャロッポロだったかも。まあ、それはそれで良いけどさ。

 あと、最近の、というか昔からかもしれないけど、アメリカ人は物事を一事が万事、金融商品的に捉えるよね。まさしくヤンキーというかさ。今回のゴフやウェンツの一件も、担当者は「損切り」みたいな気持ちでいるのかもしれん。かもしれん。もうひと粘りしてみようという気持ち、哲学は無いのかなあ。連綿と続くドラフト上位QBの屍の山、芥川賞のごとき死屍累々を見ると、暗澹たる心持になる。まあ、芥川賞と違って、いくらか当たりはあるけどさ。

 もっとも、最高最大のアタリは199位。人智なんて高が知れているよね。

 こんなとこかな、今回のトレードの件についての感想は。あと、ちなみに、このトレード、現時点(2021/2/21現在)では、公式なものではありません。期日的なルールがあって、公式発表は新シーズン開始の3月17日以降になるそうです。そういう事情もあってか、コルツの公式ページでは全然触れられていません。NFLやイーグルスの公式ページでは触れられているけど。

 で、肝心のウェンツの実力であるが、私は、ウェンツのルーキー時代、そのプレイを見て、ルーキーQBとしては、ドルトン以来の衝撃を受けた。あと、ラックがいるにはいるが、ラックの場合は、いろんな意味で正しく評価しにくいのて、ラックを除いて、私が最も高く評価したルーキーQBが、このウェンツとドルトンである。どっちを上に評価したかは忘れちゃった。また、その頃は、忙しくて記事も書いていないと思う。

 という訳で、ライクもいるし、能力的な不安はあまりしていないのであるが、問題は怪我だよね。イーグルスに嫌気されたのも、ひとつにはこれがあると思う。

 ただ、こればっかりはやってみないと分からんので、何とも言えない。また、仮にダメだった場合でも、そこはそれ、サインボーナスが無いので、トレードもカットも自由自在だし。

 でも、1巡上位QBを抱えないって、ホンット楽だよね。昨年のバックナーといい、リヴァースといい、今回のウェンツといい、ロースター構成が自由自在。1巡も、心置きなく、他のポジションに使えるし。まあ、それが、スーパーボウル制覇という最後的な目的につながるのかという微妙な疑念も見え隠れはするが、1巡上位QBの死屍累々を見ていると、ロースター戦略として、これもアリだなと思う。この道を選ぶチームは増えると思う。名付けて、「QBお下がり戦略」、あるいは「中古車戦略」、あるいは「NTR戦略」。セコイな~。

 という訳で、ウェンツ、がんば。あと、ジョー・ハーグ、呼び戻すか、お友達枠で。控えラインマンも熱烈募集中だし。

 この調子で、ザック・アーツも頂いちゃいますか。でも、そうなると、両チーム間で人材交流が激し過ぎて、どっちがコルツで、どっちがイーグルスか、分からなくなるけどな。

 あと、ピットマンは11番を引っぺがされるのかという実に些細な、些細すぎる不安、つうかオモシロもコルツファンにはある。

 フルネームは、Carson James Wentz。

                     2021/2/21(日)温かくなってきました。

 全然別の記事(俺オールプロ'21)を書いていたら、ビビビビックリニュ~~~スが飛び込んできたので、こちらを先にアップしたいと思います。素知らぬ顔で、「俺オールプロ」を書くのも何だしね。って、上の記事でもおんなじようなこと書いてんな。俺の「俺オールプロ」を2年連続で邪魔する男、カーソン・ウェンツ。

 で、2022年3月9日にコマンダーズにトレードされちゃいました。「コマンダーズ」と聞くと、ついシュワちゃんを連想しちゃうね。シュワちゃんのワシントン入りは何時。

 シュワちゃんのワシントン入りはともかくとして、そのトレードの内容はというと、

 ウェンツ+2022・2巡(47位)+2022・7巡⇔2022・2巡(42位)+2022・3巡(73位)+2023・変動性3巡(ウェンツの出来次第で2巡に繰り上がる)

 である。

 昨年、ウェンツ獲得時のトレードは、最終的には、

  ウェンツ⇔2021・3巡+2022・1巡(16位)

 になったので、この2つの取引をまとめる、すなわち、下項を上項に代入すると、

2021・3巡+2022・1巡(16位)+2022・2巡(47位)+2022・7巡⇔2022・2巡(42位)+2022・3巡(73位)+2023・変動性3巡

 となる。ウェンツを媒介にして、左項がコルツの失ったもの、右項がコルツの得たものである。

 ほぼ同価値であろう2巡3巡を相殺すると、こうなる。

 2022・1巡(16位)+2022・7巡⇔+2023・変動性3巡

 まあ、7巡は計算に入れても意味がないので(化けっかもしれないけどさ。)、それも弾くと、

 2022・1巡(16位)⇔2023・変動性3巡

 ざっくり言うと、2022の1巡を2023の変動制3巡にトレードダウンして、今シーズンの9勝(プレイオフ未進出)を買ったという事になる。損得勘定は、正直、よー分からん。

 ウェンツに関しては、もう1年くらい様子を見るかなと思っていたのであるが、ああいう形でプレイオフを逃したので、ファンやオーナーのお怒りが収まらなかったみたい。となると、自然、矛先はクォーターバックに向かってしまう。

 しかも、ウェンツはサインボーナスがコルツのキャップにヒットしていないので、カットやトレードがしやすい。つか、ロースターボーナスを考慮すれば、むしろカットやトレードをしたいぐらいだったろう。

 まあ、プレイオフ逃しはウェンツだけの責任ではないだろうけど、30億円近くキャップヒットするので、仕方ないよね。これが10億円くらいだったら、波風立たなかったろうけど、30億円だとスケープゴートにならざる得ない。そういう給料ではある。

 ウェンツに関しては、2021シーズンの記事でちょこちょこ書いてきたけど、OLがしっかりしていて、レシーバー陣が実力者揃いだったら、十分機能するQBだと思う。肩も強いし、コントロールもいいし、レシーバーの分別もできる。た・だ・し、ラインが崩れちゃう、あるいはレシーバーがフリーになれないと、もう何もできない、そういうQBだと思う。

 そういうQBに30億円のキャップヒットを許せるかと云えば、許せないよね。まあ、ウェンツは、上述したようにサインボーナスがコルツにはヒットしていないので、一旦カットして、10億円くらいのキャップヒットの契約へのリストラが、本人・チームともにベストかなと思っていたのであるが、代理人が黙ってないよね。
 でもまあ、ぶっちゃけ10億円くらいのキャップヒット相当のQBだと思う。この30億円のキャップヒットが、何より本人を苦しめている。10億円くらいのヒットだったら、そもそもイーグルスから放出されなかったろう。

 でもまあ、QBって何だろね。フットボールについて考える事は、すなわちQBについて考える事ではあろう。今季のラムズとか昨季のバッカニアーズがその典型だよね。で、デンバーが夢をもう一度で、向こう10年はともかく、向こう5年は捨てる覚悟のトレードで、ラッセル・ウィルソンを獲得した。

 で、まあ、このウィルソン・クラスの一流どころのQBのキャップヒットが、だいたいチームの全キャップの15%前後、ロジャースの20%やマホームズの17%なんていうのもある。
 一方、NFLにおけるレギュラー、常時出場するプレイヤー、それこそローテーション要員やスペシャルチーマーまで入れると、およそ50人くらいであろう。単純に、それらを共産主義的に均すと、ひとり頭2%である。一流QBは、その7倍から8倍を占めている。すなわち、収入を得ている。その価値があるか。私には全然分らない。

 まあまあ、そんなQBの一般論はともかく、これで、コルツは6年連続で先発QB交代である。ヘッドコーチがQB上がりだっていうのに、全然生きかせてねー。うち2つが引退なんで、フロント陣に責任を問う事は出来ないが、そういった意味でも、ウェンツにもう1年チャンスを与えても良かったと思う。

 で、来季は誰がスターター。今ドラフトは1巡ねーし。さすがに2巡42位で先発QBはヒットできねーだろ。ごくごく一部で噂のあったロジャースやウィルソンは所属チーム決定済みだし。いよいよ、エーリンガーの出番か。それとも、そこらへんに転がってるジョシュ・ローゼン。それとも、まさかまさかのラック復活。

 つー訳で、ウェンツ君とはサヨウナラです。なんか、一学期で転向しちゃったクラスメートみたいだけど、初代コマンダーズQBとして健闘を期待している。カービー将軍風に。

                      2022/3/13(日)
J.Doyle
お召かししてまーす。
 80レシーブ、690ヤード、4タッチダウン。2017シーズンのドイルの成績である。

 80レシーブは無論、チームのリーディングレシーバーであり、リーグ全体でも14番目、TE枠ではKCのケルシーの83レシーブに次いで2番目である。

 なるほど立派な数字である。ジャック・ドイルはリーグの一流タイトエンドの仲間入りした。とは、私は全然思わない。ドイルのこの数字は、ドイル本人はともかくとして、チーム的には完全に敗北の数字である。パガーノの残した数々のバカげた数字のうちの一つである。また、OCのチャジンスキーの無能を証明する数字でもある。

 元々、ブロック力を買われてロースター入りしたドイルに、これだけパスが集中するというのは、理由は一つしかない。敵ディフェンスが「開けとけ。開けとけ。」をしたからである。その証拠がドイルの2017シーズンの裏の数字「アベレージ8.6ヤード」である。

 アベレージ8.6ヤードって。ちなみに上述したケルシーのアベレージは12.5ヤード、PHIのザック・アーツは74レシーブ、アベレージ11.1ヤード、グロンコウスキーに至っては69レシーブ、アベレージ15.7ヤード(!)である。まあ、グロンコウスキーの15.7ヤードは異常な数字であるものの、ドイルの8.6ヤードは絶望的に低い数字であると云わざる得ない。

 そもそも平均8ヤードというのはRBの数字である。QBの後方にセットし、スクリーンがレシーブの主な仕事になるRBのレシーブ平均ヤードが8ヤード前後というのは致し方ない。当然の数字ではある。しかしながら、スクリメージにセットしてダウンフィールドでレシーブするTEの平均が8ヤード台というのは異常である。オフェンスの敗北である。

 そのほか、TEで8ヤード台の平均というとジェイソン・ウィッテン(8.9ヤード平均)やベンジャミン・ワトソン(8.6ヤード平均)がいるけれど、彼らは年齢的にセイフティバルブの役割を担っていたのだろう。また、当然のことながら、チームのリーディングレシーバーではない。
 もっとも、チームのリーディングレシーバーながら、マイアミのジャービス・ランドリーは、WRであるにもかかわらず、112レシーブ、アベレージ8.8ヤードという訳の分からない数字を残しているが、マイアミのゲームは全然見ていなかったので、こちらのコメントは差し控える。

 さて、ドイルに話を戻すが、チームのリーディングレシーバーが8.6ヤード平均というのはどういう事かというと、要するに、ドイルに5ヤード前後でレシーバーさせて、タックルして終了という戦略を、ほとんどのチームが採ってきて、それをOCチャジンスキーは一切攻略できないまま、シーズン終了しちゃった、という事である。まあ、一口に云えば、チャジンスキーはアホという事である。

 勿論、平均8.6ヤードという事は、サードダウンまで、あるいはフォースダウンまでで2回レシーブに成功すればファーストダウン更新と、計算上はなる訳だけど、それはあくまで机上の計算である。平均4ヤードのRBに3回キャリーさせれれば、ファーストダウンするというのと同じい机上の計算である。
 経験則的には1回のレシーブでファーストダウンを更新せねばならない。そうして、そういう風にプレイはデザインされ、オフェンスは設計されている。その結果として、チームのリーディングレシーバーの平均獲得ヤードは10ヤードを超えるのである。

 チームのリーディングレシーバーの平均獲得ヤードが8.6ヤードというのは、フットボールにおける、素人でも知っているような、そんな基本的な構造を、チャジンスキー、そうしてパガーノは知らなかったという事の明々白々な証明である。

 とまあ、ドイルの数字を散々けなしてしまったが、無論、ドイル本人を罵倒するつもりは全くない。シーズン80レシーブしたという事は、それだけの確かなハンドを持っている証拠でもある。で、実際持っている。

 また、そういうフィールド内以外の特徴として、大変貴重なインディアナポリス出身者という、珍重するに足る美質がある。

 私の15年近くに上るコルツファン歴の記憶では、スタータークラスで、インディアナポリスどころかインディアナ州出身者も、ただの一人もいなかったように思う。
 惜しむらくは、大学がウェスト・ケンタッキー、最初に契約したチームがテネシー・タイタンズだったという事であろう。
 これがインディアナ大学経由で(パデューやインディアナ・ステイトでもいいけど。ノートルダムはちと違う気がする。)、そのままコルツ入りだったら、大変貴重な純血種だった訳である。

 ちなみに、この地元出身で、そのまま地元のプロスポーツチームに入り、そこでそのままキャリアを全うする、いわゆる純血種(今、私が勝手に名付けた。)は非常に少ない。つか、いない。MLBやNHLはよく分からんが、NFLやNBAでは皆無だと思う。2、3年でキャリアを閉じた選手はともかくとして、10年近いキャリアで純血種というのは、少なくとも私の記憶にはない。

 そういった意味では、レブロン・ジェームズは大変貴重な選手だったのであるが、あの調子だし。

 日本のプロ野球に目を転じても、例えば達川なんかは広島商業出身でカープ入りしているので、一見純血種だが、大学は東洋大学だったりする。山本浩二も同様。
 また、鈴木健は浦和学院からライオンズ入りなので、こちらも一見純血種っぽくみえるが、キャリアの晩期にスワローズ入りしている。
 また、かつて、このサイトで記事にした榎本喜八も、東京出身で早稲田実業、そうしてオリオンズ入りなので、一見純血種だが、キャリアの最終年にライオンズ入り。惜しい。

 そうそう、早稲田出身といえば、何より王貞治がいて、こちらは東京出身で早稲田実業、そのままジャイアンツ入り、そうしてジャイアンツで引退なので、純血種であるが、監督としてホークス入り。惜しい。まあでも、監督・コーチのキャリアまで含めちゃうと、本当に誰もいなくなってしまいそうなので、まあ純血種かな。

 また、同じく東京出身では、フライヤーズ入りした土橋正幸がいるが、スワローズでの監督経験があるので、準純血種といったところか。まあでも、王と違って、スワローズは東京をフランチャイズとしているので、王よりは濃い純血種といってよいかもしれない

 一方、関西に目を転じると、村山実は、選手・監督のキャリアを通して、大阪一筋っぽいが、兵庫出身。まあ、タイガースは大阪なのか兵庫なのかというと意見は分かれるだろうが、大学は関西大学で、大阪。

 また、山口高志は兵庫出身でブレーブス入りなので、一見純血種であるが、大学は関西大学、社会人は松下電器なので大阪。

 マーリンズの福浦は有力候補者であるが、予断を許さない。

 まあ、子細に調べれば、純血種は見つかるだろうけど、ことほど左様に非常に数は少ない。ドラフトの無いJリーグでは案外多いのかもしれない。

 とまあ、ジャック・ドイルの項で、ドイルには関係ない事ばかり書いてしまって、ドイルのはこれからの活躍を期待、つうことでお茶を濁したい。

 フルネームは、John Glenn Doyle。って、ジャックじゃないんかい。お前も「T.Y.」と同じパターンか。5月5日、子供の日生まれ。

         今日、買い物をしたら、会計が1111円だった。2018/11/11(日)

 2022年3月7日、引退を発表しちゃいました。上記にあるように、超貴重なジモティーであったので、残念。お疲れやんした。

 引退の理由は、よく分からん。肉体的に衰えがあるという感じでもないし、ケガがちという感じでもない。本人にしか分からない、更には本人にも分からない理由があるのだろう。人間の決断というのは、そういうものである。

 「なんかもう、人のためにブロックするの疲れちゃったなー。」みたいな理由かもしれん。コンビニのバイトが、「お弁当温めますか云うの、やんなちゃったなー。」みたいなもんかもしれん。いや違う。

 引退の理由を詮索するのは、栓無き事なので、このへんにしておこう。

 選手としての評価は、上の記事にも書いたように、私的には、ちと微妙である。まあ、悪い選手では無いが、積極的に使いたくもないみたいな感じであった。

 まあ、なんつーか、面白くは無いのだけど、つまらなくも無いゲームみたいな感じ。怒りで叩き売る程つまらない訳では無いが、熱狂的にもなれない、典型的積みゲーみたいな感じであった。

 そういった意味では、ここ10年くらいのコルツの象徴とも云える選手かもしれん。彼の引退で、チームの風向きは変わるか。悪い方に変わったりしてな。

 でも、ドラフト外からプロボウルまで登りつめた事、そのキャリアのほとんどを地元チームで過ごせた事、それらを考え合わせると、幸せなフットボール人生だったんじゃないかな。いや、まだ終わってないけどさ。

 お疲れやんした。

              すっかり春めいてきた。2022/3/13(日)

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