2008年 Week8 |
10月27日 MNF IND@TEN 21−31 |
さて、問題のテネシー戦である。シーズン前はこの次のWEEK9のNE戦が今季最初の大一番になると予想されていたのであるが、ふたを開けてびっくり、そのひとつ前のTEN戦が今季最初の大一番と相成った。 コルツのこの時期における3勝3敗は、まあ予想の範囲内なのであるが、テネシーの6戦勝ちぱなっしは少々驚いた。この時期のAFC南は全チーム3勝ないし4勝と予想していた。 で、そのテネシーの戦力分析と相成る訳であるが、まずテネシーには、私の見た所、現在リーグNo.1といってよいプレイヤーがテネシーにはふたりいる。 ひとりはコートランド・フィネガン。若さやタックル力などを加味すれば、もはやそのCBとしての力はチャンプ・ベイリーを凌いだ、と見る。同じ背番号31の強力若手コーナーバック、アントニオ・クロマティと比べても、タックル力やフットボールIQで上回っていると見る。でかいアントワン・ウィンフィールドといった感じでさえある。公式発表上は両者に体格の大きな差は無いのであるが、映像で見ると、手足が長いからか、随分とその体格に差を感ずる。また、目の上のたんこぶと言って良いアダム・パックマン・ジョーンズがああいう形でチームを去ったという事を考え合わせれば、運も持っている。そういった点から見ても、十二分にスーパースター候補生である。、コルツは厄介なプレイヤーを同地区に抱え込んだことになる。やれやれ。 とは言うものの、対策の無い訳ではない、というか強力な対策がある。そっちに投げなければいいだけの話である。デンバー戦でおなじみ、チャンプ・ベイリーの方には投げない作戦をココでも採用すればよいだけの話である。強力なCB相手には、野球の敬遠と同じく、この作戦が使えるから非常に助かる。ヒジョーにたすかる。同じ運動能力、体格をもつ選手ならCBではなくWRにするのは、ひとつにはこの理由があるだろう。 そして、幸いにも、フィネガンの反対側はあのニック・ハーパーである。強力テネシーディフェンスのスターターという事で、最近ちょっといきがっているらしいが、所詮はあのニック・ハーパーである。この日のために、ポリアンが送り込んだ刺客とさえ言ってよい。対テネシー戦の秘密兵器である、隠してないけど。どのようなマッチアップになるか分からないが、うちのWR陣、つうかマニングがニック・ハーパーに止められる訳がない(言い切った。)。ガンガン攻めれ。 このフィネガンの他のもうひとりの現在リーグNo.1といってよいプレイヤー、それはキッカーのロブ・ビロナス(ビローナス?)である。飛距離、正確性、度胸、このみっつがキッカーの三大要素であると思われるが、ビロナスはこのみっつを高度に兼ね備えている。もはや現役No.1といってよいであろう。 そのほかにアルバート・ハインヅワース、キース・バラックといったお馴染みのメンバーもいるが、彼らがリーグ有数のプレイヤーである事は論を俟たぬが、ライバルの多いポジションであるだけに、リーグNo.1とまではいえない。とはいっても強烈なプレイヤーである事に変わりはない。 そのほか、カイル・バンデンボッシュ、クリス・ホープ、マイケル・グリフィンに懐かしのデビット・ソーントン、復活のジェボン・カースを付け加えて、ディフェンスのメンバーは多士済々である。ディフェンスの。 このように、そのロースター構成から見ても、スタッツから見ても、実際の映像から見ても、何処をどう見ても完全にディフェンス主体のチームが今のタイタンズである。特別なスキームを用いる事も無く、DLが普通にパスラッシュをかけ、バック7がマンカバーにパスカバーにランサポートに大活躍する。いわば高校生のような(高校生の試合は見たことないけど。あくまでイメージという事でお願いします。)平凡な守り方をして、守れてしまう。それは個々のプレイヤーに真の実力のある証拠である、サラリーキャップ制度下ドラフト制度下にあっては、あるいはそれらがなくとも、奇跡のようなチーム構成である。 ディフェンスが軽く守って、好位置を獲得、そこからR・ビロナスがガンガンFGを決める。それが今のテネシーの基本スタイルである。唯一の弱点はニック・ハーパーぐらいか(しつこい。)。ガンガン攻めれ。血祭りに挙げろ。もっとも、あんまりココを集中砲火しているとM・グリフィンあたりに逆に狙い撃ちされるかもしれんが。 つうわけで、一時のコルツディフェンス陣のように、完全に忘れ去られているテネシーオフェンス陣であるが、武器はふたつしかない。クリス・ジョンソンとレンデール・ホワイトである。 今おそらくNFLで最も足の速いRBと今おそらくNFLで最も足の遅いRBという、ここまで差があると逆にその効果のほどが良く分からない、ワンツーパンチにならないんじゃないかという、謎のRBタンデムである。 ちなみにこの両者にはそれぞれスカウティングコンバインで逸話を残したという共通項がある。クリス・ジョンソンの方は、申す迄も無く、40ヤード4.24(違ったか。細かい数値はともかく。)という史上最高タイムを叩き出したという素晴らしい逸話であり、一方レンデール・ホワイトの方は衝撃のおばちゃんスタイルで現れ、その姿かっこうだけで1巡から2巡にすべり落ちたという、もはや伝説に近い笑撃の逸話である。あの時、スカウト達は、足が遅いからとか、太っているからとかいろいろ言い訳していたが、結局のところはあの笑撃のトレーニングウェア姿だけでドラフトボードのランクを落としたのだと思う。「町内運動会やん。」と突っ込んだのは私だけではあるまい。その写真を今検索してみたのだが、見つからず。残念、返す返すも残念。 ちなみに私はこのL・ホワイトの有難味がいまひとつ良く分からない。あのくらいなら誰でも出来るような気がする。まあ、タックルしにくいのはしにくいとは思うが。いろいろな意味で。 尤も、どんなランナーがどんな風に走ったところで、うちに止める術はないのではあるが。どっちか休み時じゃないの、いやマジで。 この両RB以外のTENオフェンスの武器を強いて挙げるとすれば、隣の州から車を飛ばしてやってきた(ここはウソ。)実力者アルジ・クランプラーと何故か同窓のV・ヤングの球は捕らずコリンズのおっさんの球は捕るボー・スケイフ(女でもとりあったんか。)の両TEであるが、ポジションの性質上、そんなに脅威にはならない。 そのほかコリンズのディープもなくはないが、あのWR陣にディープ決められているようじゃ、しょうがないじゃろ。ただ伝統的にフリーニーがTEN戦には苦しむ傾向があるので、その辺は不安材料か。 まあ、この試合に限っては、ランを止める事に専心して良いと思うので、マーリン・ジャクソンよ、思う存分ランを止めよ、パスカバーは捨ててよし。ラインバッカーのようにランを止めよ。 で、結果予想をちょいとしてみると、両チームともに2TDsぐらいは獲ると思う。そうして、最終的にはFG数が勝敗を分けると見る。すると飛距離のない分だけ、うちに不利か。 予想:IND20−23TEN あれ、負けてる。ここで負けて、ワイルドカード争いに専念か。それもまた良いだろう。勝っても、希望の灯が点る訳でもないし。 それともうひとつ懸案事項があって、それはここまでコルツは日本で生放送のあった2試合、全敗という何の裏付けもないデータである。G+、余計な事せんでええのに。マンデーナイトはNHKBSに任しとけっての。 2008/10/25 生放送を見ていたのだけど、前半は寝ていたので後半だけの観戦、感想です。前半戦の感想は、見る機会があり書くことがあれば書きます。 直接的な敗因は、何といっても4thアンドギャンブル2連続失敗でしょう。4thアンドギャンブルっつうのは、何かを起こさなければ勝てない時、事件が必要な時、大逆転とかアップセットだとかが求められている時でなければ、やってはならない事だと思う。こういう場面での我慢のパント、我慢のFGは非常に重要である。 まあっつても、マニングだから、性格上、我慢できないだろうなあ。マニングが接戦に弱い、大試合に弱いと言われているのも、ひとつにはこういう理由、我慢の出来ない性格、すぐ結果を求めてしまう性格にもあると思う。プレイコールの責を、ダンジーにでも、トム・ムーアにでもなく、マニングに求める私も私であるが。まあ、おそらく事実であろう。 それはともかく接戦や大試合というのは、水に潜って息を止めあうようなものである。我慢できなくなって、顔を水中から上げた方がたいがい負ける。バスケットボールで例えれば、じりじりとした展開に耐え切れず、スリーポイントを連発してしまうようなものである。 それともうひとつ、こういう場面での我慢のパントが重要だと考える理由が、私にはもうひとつある。私はボールポゼッションよりもフィールドポジションの方が重要だと考えているからだ。自陣でのマイボールよりも敵陣での敵ボールの方が良いと考えているからだ。なぜなら、アメリカン・フットボールに限らず、サッカーやラグビーも含めた、あらゆるフットボールの本質が、できるだけボールをゴールに近づける、だと考えているからだ。オフェンスから見れば、あらゆる手段を使ってボールをゴールに近づける事、デフェンスから見れば、あらゆる手段を使ってボールをゴールから遠ざける事、それがフットボールの本質、基本戦略である、と私は考えている。ボールがゴールに近づけば近づくほど得点の可能性は高まり、ボールがゴールから遠ざかれば遠ざかるほど失点の可能性は低まる。そういったフットボールというスポーツの本質を、はっきりと視覚化したもの、ルールに現したものが、アメリカンフットボールだと私は思っている。 このボールポゼッションやタイムコントロールを、何かっつうとやかましく言う、二言目には口に出す実況席、特にNHKのアナウンサーに多いが、そんなものは、ポリアンの受け売りではないが、たいして重要な数字ではないと思う。確かに勝っているチームのタイム・オブ・ポゼッションは高まるであろうが、リードしている時、あるいは勝ちが見えた段階で、ランを多用するのは当然であるから、その数字は伸びるであろう。しかし、問題はリードするまで、勝ちが見えるまで、何をするかなのであるから、その時点までのタイム・オブ・ポゼッションを調べればあまり意味のない数値、勝敗には関係のない数字が出ると思う。 また逆に、スポーツセンターがマニングのパス試投数が40を越えると負け試合が多いというデータを出していたが、負けている方、リードされている方はパス、それも無理なパスを強いられるから、結果的に試投数は増えてしまう。数字というのは人を騙すのに大変便利な道具であるという事を示す好い例だと思う。 ちなみに、こういうボールポゼッションよりもフィールドポジションの方が大事という考え方を私は、またかと思われるかもしれないが、MADDENから学んだ。本当に良く出来たゲームである。私もMADDENを始めた頃は闇雲にギャンブルをして、7割から8割くらいの成功率を誇っていたと思うが、直にそういう場面、特に接戦の場面に於いては、パントやFGを蹴った方が良策だという事に気が付いた。更には無理なFGよりはパントの方が良策だという事に気が付いた。私は一般よりパンターの価値を高く見積もっている。 こうした我慢のパントとか、後半の2ミニッツドリルでの我慢のランなどをマニングが身に付けていれば、彼の実績はまた違ったものになっていたと思う。 ちなみに、こういう我慢のパントや2ミニッツでの我慢のランの使い方が最も巧みなのは、あのベリチックである。とりわけ4thアンドギャンブルの使い方などは絶品である。彼我の差をよく見極めて繰り出してくる。自分の都合しか考えないマニングとは大違いである。 そのほか敗因はというと、例によって例の如くであるが、パスディフェンスとああハリソンか。 まあ確かに、この試合に限ってはランを止めろと私は言ったし、実際止まったのであるが、にしてもコリンズにああもパスを決められては。ショートパス乱れ撃ちだものなあ。ヘイデンが帰ってくるまで駄目か。つうか、帰ってきても駄目な気がする。 それと、ああハリソン。 フィネガンは主に付いていた様であり、したがってハリソンにはニック・ハーパー。なのに、ああワンキャッチ。ワンキャッチ大関(意味不明。)。ニック・ハーパーにしてみれば嬉しさ半分寂しさ半分といったところであろう。ハリソンの全盛期を誰よりも知っているコーナーバック、それはニック・ハーパーである。 ポストのリードボールにハリソンが届かないシーンがこの試合にもあり、そうして今季よく目に付くのであるが、あれはおそらくマニングのボールの方が正解なのであろう。スポーツセンターではマニングのコントロールミスのように解いていたが、それは違うと思う。今までは、あそこに投げてキャッチできていたのである。そこにハリソンが時間通りに到着できていないのであろう。実際、ハリソンのいるところに投げていたら、INTないしパスカットである。CBからセパレート出来ていない。 今度のドラフトはおそらく中位、下手すれば上位の指名巡になるだろうが、エースWRを指名するのかなあ、どうすんだろ。ハリソンもそうそう引退しないだろうし。スロットぐらいは受け入れてくれるか。 これも例によって例の如くであるが、M・ジャクソンのイリーガルコンタクトに関しては、NFL最恵国ではないので致し方なし。それと今季はパスを弾いてINTを捕られるシーンが多いような気がするが、負けが込んでいるから、そう感じるだけか。パスを弾く方が悪いのか、弾くようなボールを投げる方が悪いのか。 しかしテネシーは本当に毎度フリーニーを抑え込むのが上手い。なにか秘訣でもあるのかしらん。BALは2億円払っても買うと思う。 で、問題のワイルドカード争いであるが、星勘定的というよりは実力的に行けない気がする。トホホ。 逆に、次のNE戦あたりは勝ち時か。でも、またも生放送。G+、余計な事せんでええっつうのに。もう生はええんだよ、生は、うんざりなんだよ、ゴ(以下自粛。) 2008/10/30 |
10月26日 CLE@JAX 23−17 |
しかし、すげーなショーン・ロジャース。事実上1人で守っていたぞ。ディフェンスを支えたなんてものじゃなくて、1−11で守っていた。 ワンギャップからツーギャップに換わってどうのみたいな話もあったが、実際私もそう思っていたが、そんなものお構いなし。つーか全部事実上ワンギャップ状態、ワンもツーもスリーも関係なし。ひとりワンギャップ状態。電車道。3−4のNTが7試合で4サックって、どういう事。 それにひきかえ、クリーブランドのLB陣のだらしない事。全員消えていた。たまにマッギネストとアレックス・ホールが顔を出すくらい。お前ら、全員ギルバード・ガードナーか。ギルバード・ガードナー病、患っているのか。テレビ嫌いか。 ふつう3−4ディフェンスというのは、ラインバッカーが縦横無尽に活躍、DLは縁の下の力持ちに徹し、玄人にのみその働きを評価されるというものなのであるが、このチームにはそのパターンは当てはまらず。完全にショーン・ロジャースがひとりで守っている。間違いなく、現役No.1のNTであり、DTだと思う。ジョン・ヘンダーソンが小さく見えた。 ブレイロン・エドワーズの落球特集が組まれていたが、ほんとに凄い。あそこまでいくと、精神的な、あるいは技術的な問題ではないような気がする。あれだけスラントを落とす人も珍しいと思う。横の動きがトコトン苦手なのかもしれない。人間は横の動きが得意な人と縦の動きが得意な人に分かれるが、その極端な例かもしれない。 ブレディ・クイン。いま世界一腕組みの似合う男かもしれない。 JAXのガラードはフィリップ・リバースの次にターンオーバーの可能性の少ないQBだと思う。 たまたま、この試合を観戦できたので、ちょいと書いてみました。今季はクリーブランドの試合を見る機会が多い。 2008/10/28 この試合の事で、ひとつ書き忘れていたので、付け加えておきます。それはクリーブランドOLの左側。完全に無風状態。JAXのDE陣はやや力が落ちるとはいえ、あれは凄い。あれだけパスプロが堅牢ならば、デレク、ディープ投げまくり攻撃も大有りだと思う。そのうち通るやろ。 Week13のジョー・トーマス対ドワイト・フリーニーは大いに楽しみ。 2008/10/30 |
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10月26日 NYG@PIT 21−14 |
はっきり言って、このマッチアップには何の興味もないのであるが、なぜ記事を書くかというと、GAORAの実況があのタージン様だったからである。 ちなみに本国アメリカでの解説は沈着聡明なトロイ・エイクマン。まさか自分の解説する試合の日本での放送をアホのタージンが被せているとは思うだにしないだろう。 以下、タージン実況の特徴を挙げてみたいと思う。 1.試合状況を把握していない。 選手名は言うに及ばず、怪我人状況、ダウン数や点差、どっちのボールかという事も忘れている事がある。忘れているというより、知ろうとしていない。この試合ではないが、以前、試合終了後のハイライトシーンで、「あっ、○○○はこの試合、欠場中だったんですね。」とか言ってた。ケガ人情報ぐらい、試合前にチェックしとかんかい。もう試合、終わってるやん。 まあ、選手名をいちいち背番号で確認するのはNHKのアナウンサーも同じだけれど。 2.英語が発音できない。 アメリカン・スポーツの実況としては致命的な欠陥(今更。)であるが、タージンは英語が発音できない。正確に言うと、英語が発音できない、のではなく、あらゆる英語を関西風に発音するのである。いわば、こてこての英語である。関西弁の特徴というと、母音を強く発音するというのが挙げられると思うが、我等がタージン様も無論その例外ではない。ウォードだっつているのに、ワードと発音するし。ギルブライトはギルブライトと一応発音しているのであるが、ルとラを強く発音する。子音を軽く発せないのである。スパンニューロは当然、スパンギャーギャになっていた。SPAGNUOLOのGに拘りすぎである。まっ、これは俺も発音できんけど。 彼は強烈なレイダースファンらしいが、有名なレイダースタッチダウンの際の現地での実況、ちなみに私の最も好きな英語である、「タッチダウン、〜〜〜〜〜〜ンレイダーーース。」は絶対出来ないだろう。舌が巻けないのである。俺も巻けない。 3.語尾の一つ前の音を伸ばしたがる。 一例を挙げると、キックオ〜〜〜〜フとかサードアンドロ〜〜〜〜〜〜〜ング(一例と言いつつ、ふたつ挙げちゃった。)とかである。無論試合展開とは全く関係なし。彼の気持ちひとつである。まあ確かに伸びている感じのプレイではあるが。 4.訳の分からんボケをかます。 この試合前、P・バレスが素行不良とかの理由で2万5000ドルの罰金を食らっていたのだが、それを紹介する際、我等がタージン様は、「え〜〜〜と日本円になおしますと、ご存知の通り、ただいま猛烈な円高でありますので、240万円ぐらいになります。」とか言ってやんの。円高関係ねえだろ、バレスは日本で暮らしている訳じゃないんだから。 また、NYGのランニングバック三人衆を大・中・小と略していた。特にブラッドショーはブラッド小だから小だと力説していた。あげく、松竹梅という意味ではありませんと断ってやんの、当たり前だっつの。断りを入れたのは濱田さんだったかな。その濱田さんも第4クオーターになると、大中小を使ってやんの。やべっ、俺も使おう。 5.顔が反則である。 たまに実況席が映し出されるが、タージンの顔が既にイエローフラッグである。ペナルティで100ヤード罰退である。オートマチック・タッチダウンである。 つまあ、だいたいこんな調子なのであるが、この実況を聞くためだけに2万円近くなる(チューナーを除く。)初期費用を払ってスカパー(e2by)なりケーブルテレビなりに入る必要は無いと思うが、それらに加入済みであるならば、月945円払って一聴するだけの価値はあると思う。 日本のスポーツ実況はクソつまらないのがほとんどであるが(一部ラジオや地方局は除く。)、このター濱コンビは例外的に面白い。日本では頭抜けている。だいたいスポーツなんていうのは娯楽なんだから、もっと気楽に面白おかしくやればよいのである。日本のスポーツ実況はクソ真面目なだけである。そのくせ知識はないし。尤も、知識がないから、面白おかしく出来ないのだけれど。 折角なので試合内容にも触れておくと、イーライのポケット内での動きは本当に良くなったと思う。兄貴張りである。 あとこの試合はPITのロングスナッパーの怪我が勝敗に直結したのであるが、これはアホのタージンも触れていたが、LSの控えはセンターや控えセンターがやらないのだろう。この試合はLBのジェームズ・ハリソンが代役を務めてミス、その後は、これは出場しなかったが、これもLBのジェームズ・ファーリアが代行しようとサイドラインで練習していた。 ロングスナップとショートスナップではそんなに違うのであろうが。一人で両方を兼ねることは出来ないのだろうか。一方をやると他方が狂うのか。そういえば、ロングスナッパーはたいていタイトエンドで登録されている。これも不思議。しかもTEが怪我をしても代わりで出てくる事はないし。そんなに微妙なポジションなのであろうか、ロングスナッパーって。誰か、教えて。 そういえばロンドンボウルが催されていたが、昨年の大会は、結果的にはスーパーボウル制覇チーム対ドラフト全体1位の試合となった。そういった意味では、験のいい大会ではある。今年はどうなる事やら。 あと8時間後に迫ったNE戦については、いいでしょう。 2008/11/3 |